rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

消えたダミ

2018-01-24 22:06:23 | 

昨年10月のダミ

ダミが姿を消して、2週間になる。
この6日の新年会で、親戚のみんなに可愛がられては、ゆったりとくつろいでいたのだが、その2日後から3日間ほど姿を見せなくなっていた。
多少食欲が少なくなっていたものの、別段具合が悪そうでもなかった。
家族が心配して待っている中ひょっこりと現れて、いつもの場所に納まり義母を安心させてはいたけれど、すうと外へ出てからもうそれきり姿を見せない。
義母たちも、小さい人も、毎日のようにダミを呼んでは探していた。
いつもの場所にえさを置いてみたり、玄関を開け放しておいたり、ダミが戻るのを待っていた。
やがて雨が降り、ついには大雪となって時は過ぎ、おそらくもうダミが戻ることはないだろう。
小さい人は、猫のいない家の寒々しさが辛いと言う。
義母は、もう猫は飼わないとつぶやく。
猫という生き物は小さいけれど、心に占めていたその存在はとても大きい。
ぽっかりと開いた風穴で、迫り来る最強寒波に、内側からも負けてしまいそうな我が家だった。


猫は九つの命を持つというらしいが・・・

2018-01-07 22:34:58 | 
猫は、九つの命を持つというらしい。
もちろん迷信の類で、どちらかといえば、猫のイメージを表したものだ。
けれども、近頃我が家では、オカルト的に実感することが起こっている。
それは、瀕死の状態で我が家にやってきたダミが、以前いたバカねこそっくりになってきた。
違うのは、尻尾がしゅっと長く、オスだということ。
夏のころ、庭中を駆け回っては木登りをして、一人運動会を毎日のようにしていた。
ところが、秋の訪れとともにぴたりとおとなしくなって、義父母とともに座布団の上にだらりとくつろぐ姿が当たり前となる。
人が近くを通りかかると、ちらと視線を送って、目が合えばちいさく「にゃっ」と鳴き挨拶代わりだ。
動き方、佇まいそのものすべて、かのバカねこそのままがある。
ダミがバカねこの生まれ変わりか、はたまたバカねこがダミに憑依したのか、
A cat has nine lives. をリアルに実感している最中なのである。

アヅ過ぎるから、にゃんこで生き返る

2017-07-17 21:30:09 | 


やや前に撮った写真だけれど、こう暑くっちゃやってらんない!
だから、取って置きのダミ写真で、生気を取り戻そう。

今年の梅雨は、らしくない。
梅雨冷は死語となり、しとしと降る雨も幻だ。
日照り続きか、短時間記録的豪雨で地形が変わるほどの激しいものだ。
それに、この激暑が6月末から始まって、「いったいいつまで暑さに耐えなければいけないんですか?・・・」と遠くを見てしまう。
この激烈な気象現象は、日本限定ではなくて、世界中で巻き起こっている。
地球の大きなサイクルでの現象なのか、それともオゾンホールや二酸化炭素に緑地帯の減少と化学物質の蔓延なのか、それらの複合的原因か。

ともかくも、暑さによる苛立ちや無気力を、ダミさんに忘れさせてもらいましょう。
さあさみなさんも、フワ~~とリラックス。