rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

息栖神社と生酒

2021-01-31 00:08:27 | 散歩








近いのに、なかなか行くことのできなかった息栖神社に参拝した。
これで東国三社は、すべて参拝したことになる。
日もだいぶ傾きかけたころなのに、いろいろな所のナンバーをつけた車の参拝者がいる。
彼らも、東国三社巡りをしているのだろうか。
さすがに境内には、その歴史を感じさせる古木があり、自分にとって馴染み深い鹿島神宮の縁社とうなずけた。
利根川に面した鳥居は、忍潮井という日本三霊泉の湧き水があり、その湧き出るところを見られなかった。
けれども、夕日に照らされるそのあたりの景色は、広々とした空を戴いて、心が晴れる素晴らしいものだ。
家人と二人の気ままなドライブは、最近の楽しい習慣になっている。
主に神社仏閣巡りとなっているのは、年相応の行動パターンになっているのだろうと、加齢に伴う一抹の寂しさを分かち合える幸せをありがたく受け取っている。

そして、年明けに購入した生酒を、今になってやっと開封した。
どうにもこうにも心身ともに不調で、丹精こめて作られたお酒を戴く気にはなれなかったのだ。
三社巡りが叶い、その後利益かもしれない気分の軽さで、家人と元中くらいの人の三人でそのお酒を賞味する。
ほのかに漂うふくよかな香り、その割には飲み口がきりりと辛口で、よく知っている麹の華やかな香りの大吟醸と、一線を画している。
日本最古の造り酒屋で、生酒もここからだそうだ。
それはともかく、地元地域のものをいただかなくては、大事な足元を見落としているだろう。
まずは自分の身近なところを大切にすることが、確かな感覚を養うのではないだろうか。

このような考えに及ぶようになったのは、当たり前のようにある環境を離れたことがきっかけだったことはなんとも皮肉。
人の認知の狭さと、それに伴う愚かさの現われと、自戒をもってこれからを歩んでいきたい。


2021年御岩神社参拝

2021-01-09 22:56:22 | 旅行




家人と一緒に、御岩神社へ参拝した。
2年前、職場の仲間といって以来だったが、ずいぶんときれいに整備されている。
ご神体の祭られている山頂への山道は、多くの参拝者によって踏み固められて、なおのこと歩きやすい。
近年注目されているパワースポットの影響がかなりあるだろうけれど、古来より人々の信仰を集めている場所が大切にされ、人が絶えないのはいいことだ。
長い年月その地が丁寧に守られて、風雪に耐えてきた木々が多く聳え立つだけでも、深い生命の力強い営みを感じられるから。
それを確認するため、またこの地を訪れよう。

ラブソングを聴こう オースティン・マホーン”SHADOW"

2021-01-06 22:48:39 | 音楽たちーいろいろ
Austin Mahone - Shadow (Official Video)


若々しくて初々しいラブソングは、かなり照れくさい。
でも、それも人の心の動きのひとつ、どんな年齢だってラブソングを聴こう。
まだその気持ちを知らなくたって、今まさにその気持ちならなおのこと、かつてその気持ちを体験したならば懐かしんで、ラブソングを聴くのもいい。
いつだって人は心を動かしている。
感受性を豊かに保ち続け、一時一時を大切に生きて心に刻むために。

まだ増やすんですか?太陽光発電のソーラーパネル群

2021-01-05 23:34:02 | つぶやき&ぼやき
車で1時間ほどのところにある実家へ、新年の挨拶に行った。
自分の暮らす地域でもそうなのだが、とにかく雑木林を伐採してソーラーパネルを設置しているところが本当に多い。
それに伴い送電するための電柱も上から三分の二ほどアルミで補強されたものに交換し、太い送電ケーブルがかけられている。
東日本大震災から10年が経とうとしている。
日本各地に出現しいまだに増殖しているソーラーパネル群、再生可能でクリーンなエネルギーの確保とよい面が強調され、政府のてこ入れもあり今も継続している。
たしかに、原子力発電は、未来に負の遺産を残し、事故になった場合甚大な被害出るため、いまさら新規建造は憚られるし、既存も老朽化が進み運用に否定的な世情もある。
しかし、このソーラーパネルの耐用年数が過ぎたときには、どのように処分するのだろうかと気をもむのは私だけだろうか?
いつものように、産業廃棄物としてどこかに穴を掘って埋めてしまえば簡単に処理できると、旧態依然とした考えをいまだに持っているのだろうか?
誰が本当に地球環境を真剣に考えているのだろうか?
電気はとても便利なエネルギーであることは確かで、これがないと今の文明は立ち行かない。
これが厄介なことに、とても効率のよくない方法でしか生成できなく、水力、火力、原子力、風力、地熱にしても、環境を大きく変形したり、制御が難しかったり、その生成過程で生まれる副産物は歓迎できるものではない。
もし、これら以外で、簡単にリスクの少ない電気の生成法と蓄電方法を見出せたなら、究極のエネルギー革命となり、もう少し人類は地球に生きられる存在資格を得られそうだ。
話は逸れたが、この増殖が止まらないソーラーパネルの初期に設置されたものの耐用年数の残は、一般的にはあと10年ほど、それらが一斉に廃棄され始まったとき、どうなるのだろうかとても気がかりだ。
何度かこのブログにも記しているが、「SDGsサスティナブル 持続可能な」とは、ぱっと見の表面的な利点に惑わされなく、極力安全無害な生成ー利用ー処分までの一連の流れで捉えてこそがその本来の意味するところなのだ。
おそらく、処分に関して作る以前から考慮している場合は限りなく少ない。
なぜならば、コストがかかるから。
利益追求が使命のこの社会構造、意識のままではこれらは軽んじられ、黙殺される。
ぎりぎりのバランス感覚を持って吟味し、どこまでならば成り立つかを探っていけるかが、これからの未来を左右する。
環境最優先でも、利益最優先でも、人類はやってはいけない。
極端は、白でも黒でもその本質は変わりなく、いい具合のグレーを探れるのが大切なのだと思うのだが、いかがだろうか?



2021年の描き初め

2021-01-02 23:02:59 | 創作活動


明けましておめでとうございます。
これが本年の描き初めになります。
一応昨年末あたりから、どうしようかとぼちぼち考えていましたら、とうとう年が明けてしまいまして、こりゃいかんと昨日から必死に絞り出したしだいです。
いつもと違う、なにやら本格的なかっこいい画風を描こうと思っていたのです。
ところが、やっぱり新年に目にするものは穏やかな気持ちになってもらうのがいいと思い直したのです。だって、どう見ても明るく楽しい気分になれる素材が乏しいのですもの。
いい風が吹いて、健やかで平和な日々が送れますようにの願いを込めてみました。
どうぞ今年もよろしくお付き合いくださいませ。