今日は秋雨、しとしとと降る雨と肌寒い空気が夏の終わりを告げる。
コスモスと彼岸花の写真は、昨日写したもの。
北よりの強く乾いた冷たい風が、一日中吹き続けていた。
長袖一枚でも肌寒かったけれど、肌に刻み込まれた夏の猛烈な暑さを吹き払いたくて、あえて肌寒さを感じていたかった。
家の土手に彼岸花が咲きだしてのを思い出し、スマホを手にして外を歩く。
そして、畑の際にコスモスも咲いていることを、やっと意識できた。
風で揺さぶられるコスモスが、真っ青な空に伸び上がる姿が好きだ。
彼岸花の繊細なしべが、勢いよく外側に向かって突き出しせり上がる清廉さに見惚れる。
もっと人間は、外に出て自然の中に浸るといい。
すべての命あるものが、生きるために絶妙な適応を果たしているのを目の当たりにしよう。
謙虚になって、過ぎる領域侵犯を慎めたなら、人間は幸せに命を全うできる可能性が高くなるだろう。
この美しいコスモスと彼岸花、青い空と肌寒く心地よい北よりの風を、これから後も楽しみ幸せと感じたいのだ。
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