rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

梅雨明けてブルースカイ

2016-07-29 22:24:09 | 空・雲・星・太陽たち
昨日、梅雨が明けた。
平年よりも7日遅く、関東では空梅雨と言っていいような梅雨だった。
真っ青な空に真っ白い夏雲が張り出し、セミたちは競争するように音を張り上げる。
そういえば、8月お盆過ぎあたりから活動し始めるミンミンゼミが、昨日の夕方鳴き出した。
これじゃお相手はなかなか見つからない、フライングだよと、心の中でセミに突っ込みを入れてみる。
今日も大変暑かったけれど、空の青さときつい陽射しに晒された無人の広い駐車場がSF映画の一コマのようで印象的だった。


美味しすぎてごめんなさい

2016-07-24 22:28:58 | 食べ物たち
ピッツァの夕食。
家人が生地担当で、私が仕上げ担当。
自家製トマトソースをパリパリの薄焼き生地に塗り、チーズと薄切りチョリソーに生スウィートバジルをのせて荒挽きブラックペッパーをふりかけ焼く。
食べるときに好みで一味とうがらし、バージンオリーブオイルを一垂らし。
美味しっ!!
中くらいの人は3.5枚、家人は2.5枚、小さい人と私は2枚ずつ、皆たらふく満足いくまで食べた。
しかし、食べる直前に生スウィートバジルを添えると、美味しさがワンランクアップするには驚いた。
爽やかで柔らかなバジルの風味が、トマトの酸味、チーズのまろやかさと相まって、それこそ三位一体の神がかりな美味しさを醸し出すのだ。
ああ・・・美味しすぎてごめんなさい、「写真!!」と思ったそのときには、無残な食べかけのピッツァがのる皿が目の前だ。
悪い絵図らではなかったけれど、人の食べかけの絵はどうみてもよろしくないだろうと、つまり話だけとなった。
いあや、ホント美味なピッツァであったよ。

のそのそ歩くよヒキガエル

2016-07-23 22:43:34 | 生き物たち
家人が外から飛んでやってくるには、早く来て見においでとのこと。
家人の後に連なる三人、中くらいの人、小さい人、私。
離れの前に誘導され、家人が佇み指し示すその先に黒き物体がある。
20センチもあろうかというそれは、威風堂々たるヒキガエル。
近くへ寄って見ると、のそりと移動する。
力強い前足と後ろ足でのそりのそり、ヒキガエルは歩く。
その姿はユーモラスで、死んだあのねこを思わせた。
1メートルほど移動して物陰に隠れるヒキガエルを見届け、我々は家へ戻る。
のそのそのそ・・・ヒキガエルのまねをしながら歩く三人。
空には星が瞬き、飛行機のライトが明滅しながら空を横切っていく。
涼しい夜風がやさしく吹く、ちょっと素敵な出来事だった。

ターコイズブルーに浸れ モネの睡蓮

2016-07-21 21:31:39 | アート

睡蓮 1915

関東はまだ梅雨明けにならない。
どんよりとした日々の中、胸のすくような青が恋しくなる。
青に飛び込みたい。
我が家の玄関に、一匹の小さなアマガエルが門扉のチャームのごとく、ちんまりと鎮座している。
その小さなアマガエルにメタモルフォーゼして、この睡蓮の池にぴらりとダイブしたくなった。
スイスイと小気味よく水を切り進んでいく。
そのうちに水に溶けてしまうかもしれないけれど、それもいいだろう。
水は命、全ては巡り輪となって連綿と命をつなぐのだ。
そしてまた、ぷつんと命が弾け出でる。
青が満ちるこの世界で、美しきこの瞬間が絶え間なく起こり続けている。



助六の場所

2016-07-18 21:06:50 | 


助六の場所、夏使用かな。
朝などは、横に立てかけてある縁台にとろけるような感じでへばりついているし、夕方は、倉庫の入り口に置かれている丸太の上に陣取っている。
時には、かなり横に張り出している柿木の幹にちょこなんと香箱座りしていて、「お前は、春草の”黒き猫”になった気分なのか!」と突っ込みを入れたくなる。
まあ猫だから、気まぐれなんだけれどもね。