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rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

蒸かしサツマイモでスウィートポテト

2025-03-18 23:16:50 | 食べ物たち
最近、二度にわたり蒸かしたサツマイモを大量に頂いた。
初回分、まずはそのまま食べてみる。
大きさは、一般的なバナナの大きさで、水分と糖分が多くてねっとりとしたタイプ。
甘いものは好きだけれど、焼き芋はあまり好まないため、一本食べたらもう十分満足した。
さて、この1.5kgほどもあろうかという蒸かしたサツマイモをどうしたらよいだろうと考える。
冷凍してても、おそらく食べることはなさそうだ・・・
そこで、冷蔵庫に生クリームがあるのを思い出し、スウィートポテトに変身させることにした。
いい加減な私は、材料の分量はフィーリングまかせ。
たぶん750gと思われる量のサツマイモの皮をむき、溶かしバターと生クリームを適当量を加えてひたすらマッシャーでつぶし混ぜる。
それをアルミカップに分けて、オーブントースターで表面にうっすら焼きめがつくまで焼いて出来上がり。
照りを出すための表面に溶き卵黄などの化粧すら施さない、大雑把過ぎるスウィートポテト。
でも味は、申し分なくよい。
サツマイモをめったに食べない娘も、スウィートポテトになれば底なしのように食べている。
あっという間に消失したので、残りの分もすぐに作り、貰ったサツマイモはすべてきちんと食べることができた。

そして今回、サツマイモのタイプは、初回よりも水分と糖度が低めで、少し砂糖を加え、生クリームも多めに入れることにした。
また、お菓子らしさを演出しようと、バニラエッセンスを加えることにする。
そうすると、前回よりもよりお菓子らしく出来上がった。
見た目は相変わらず素朴の極みだけれど、味はとてもよい。
スウィートポテトにするには、今回のようにあまりねっとりしないタイプのほうがよろしいようだ。
まだあと一回分のサツマイモがあるから、明日にでもまたスウィートポテトにしよう。
しつこくなくように自分好みで調整できるところが、手作りの醍醐味といえる。
また、家庭で作る食べ物は、心の滋養にもなり、プルーストのように生涯忘れえぬ思い出となって人を支え続けていくのだろうと思うのだった。

ししとうチャンプルー

2024-08-14 14:59:51 | 食べ物たち
今日も、地上を焼き尽くさんばかりの苛烈な暑さが、我々を挫こうとしている。
畑の野菜を収穫するにも、暑さ対策の装備を怠ってはならない。
直射日光を素肌に当てないよう長袖長ズボンを着用し、顔には日焼け止めを丁寧に塗布するのを忘れずに、首には保冷剤を巻き込んだ日本手拭で冷却するスタイルで挑む。
三本の鈴なりなのししとうの木からをボウルに山ほど収穫するうちには、目に入り込むほどの滝のような発汗を体験する。
日照りと乾燥に負けない生命力の塊であるししとうを無駄にしないで利用する必要に迫られた私。
冷蔵庫には、豆腐と卵、長ネギがある。
必要は発明の母とはよく言ったものだ、同じ緑担当としてゴーヤの代わりにししとうを使って見ようと思いつく。

【材料】・ししとう   一人10本以上で2人前分
    ・豆腐     半丁
    ・卵      3個~4個
    ・長ネギ    1/2本
    ・削り節    1パック
    ・サラダ油 ごま油 塩 コショウ 
【作り方】ししとうのヘタを切り落としたものをサラダ油を引いたフライパンで炒める。
    ※適当に細く切ったしいたけをしいたけを加えても美味
     ししとうに火が通るころに豆腐を崩しいれて炒め、細かく切った長ネギを併せ炒めながら塩コショウで少し濃い目に調味する。
     そこに卵を割り入れて全体に絡めるよう混ぜ合わせながら加熱しているところに削り節を振り入れる。
     卵に大まかに火が通るころ、ごま油をさっと垂らして火を止めると出来上がり。

緑・黄色・白と彩りも美しく、ししとうさえあれば、早くお手軽にできるのでおすすめの夏の一品。
しかし、時に辛味のあるししとうがある場合があるので、嬉しいアクセントと思えたなら、ゴーヤよりも食べやすいと思われる。
灼熱地獄のキッチンで調理してからのエアコンが効いた部屋で食するので、気がついたときにはししとうチャンプルーの姿はなく、絵なしという相変わらずのサービス精神に欠けた内容で申し訳ない。
ちょっとだけ皆様の想像力を使って、絵図らを補ってください。  

スリランカカレーにド嵌り

2024-08-12 22:29:04 | 食べ物たち


3年位前より、スリランカカレーに嵌っている。
鮮烈な辛さ、野菜とスパイスの絶妙なバランス、食後に口の中に残る後味がすっきりとして胃がもたれないなど、体によい刺激と滋養を与えてくれる食べ物だ。
行きつけのお店は、スリランカ出身の女性が丁寧にカレーを作っているところだ。
そこの定番のカレーは、季節の野菜を使い、5種類以上のカレーがライスを取り囲んで、同じ組み合わせに出会ったことがない。
あまりにも好き過ぎて、自分で作るカレーも、市販のカレールウを使わなくなっている。
画像は、かぼちゃのカレーを好む元小さい人のために、ココナツミルクを使いまろやかな味に仕立てたものと、ししとうと赤ピーマンのカレーはややほろ苦く爽やかにしてみたものだ。
スリランカカレーは、お皿に乗せた何種類ものカレーをすべてよく混ぜ合わせて食べるスタイル。
できれば、チキンカレーがあれば言うことなしであったが、材料がなくて、今回はベジタリアン的なカレーとなった。
近いうちに、ナスやにんじんなどでも挑戦してみたい。
いろいろな国や地方のカレーがあるけれど、食べた中では断然スリランカカレーに軍配が上がる。
皆さんも、一度お試しあれ。


ししとうに目ざめる

2024-07-22 15:10:16 | 食べ物たち
昨年から、ししとうのよさをしみじみ感じている。
ししとうは、豊産性で味に強い癖がなくて使いやすい夏野菜の代表格だとすら思っている。
野菜炒め、ナスの煮浸し、中華風炒め物など、彩を添えながら幅広く毎日食卓に上っても飽きがこない。
常備菜としてのご飯のお供を作る時にも欠かせない食材でもある。

夏野菜のご飯のお供、

【材料】 ししとう   15本
     ナス     2本
     しいたけ   4枚
     長ネギ    1本
     かつお節   小袋1パック
     ゴマ     大匙2杯
     砂糖 味噌 サラダ油 ごま油 みりん 好みで一味唐辛子
【作り方】ししとう、ナス、しいたけ、長ネギを細かく刻む
     フライパンにサラダ油をひいて、ナスとしいたけを炒めてしんなりとしてきたら、ししとう          と長ネギを加え炒め続ける
     砂糖を加えて混ぜ全体に絡んだなら、好みの味になるよう味噌とみりん、好みで一味唐辛子を加えて全体に馴染ませる
     ゴマとかつお節を加えてよく炒めながら混ぜ合わせたら、火を止めごま油をたらしてよく馴染ませて出来上がり
     容器に移して、冷まし、冷蔵庫で保存すると、1週間は日持ちする
     ※おにぎりの具としても重宝する

以前に、このブログ内に記したと思われるが、我が家において食欲の失せる酷暑を乗り切るのにお助け常備菜の一つだ。

他には、冷たくした夏野菜たっぷりのラタトゥイユも、たくさん作って食べている。

どうか、皆様にもこの厳しすぎる暑さを無事に乗り切ってくださるよう、ご自愛くださいませ。

麻婆レンコン的な

2023-09-28 22:11:36 | 食べ物たち


頂いたレンコンがあったから、ひき肉とししとうで麻婆レンコンを作った。
濃い味でおかずになる一品。
諦めきれない夏が居座るためになかなか回復しない食欲も、ピリ辛でたんぱく質豊富な麻婆レンコンで、
どうにか箸を進めることができた。
片栗粉でつけるとろみを控えめにしたほうが美味しいだろう。
それにしても、今年ほどししとうをこんなに食べたことはなかったし、彩を添えてくれてかつ主張しない味が、意外と使い勝手がよいと知った。