rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

2024年8月12日 ペルセウス座流星群と・・・

2024-08-13 10:01:35 | 空・雲・星・太陽たち
ペルセウス座流星群の極大期が、23時ごろと月明かりもなく好条件だった。
しかし今は夏、日中に蓄えられた熱で夜になっても田舎なのに30度近く、加えて活動温度になって生存を賭けた蚊の猛攻があるため、とても屋外で観測するのが厳しい。
特に近頃は、イノシシやハクビシンなどの動物と治安悪化に伴う人的災難の恐れも高く、没頭して空を見上げてはいられない。
だから、いつものキッチンの窓から北東の空を眺めることにした。
23時15分からほぼ東よりの空を見ること5分、低い位置で左から右へと流れる光を発見。
1時間に40個ほど流れるらしい情報で、期待はぐっと高まってきた。
それからまた5分後あたりに先ほどの光の位置よりやや左側の上から下にかけて、一つ星が流れた。
日中、照りつける陽射しの中でブルーベリー摘みをしたため、疲労が襲ってきて集中力がもたない。
それでも、あと一つ見るまで粘ろうと、それからさらに5分空を見つめる。
北東のそこそこ高い位置で、こちらに向かってくるような強さで光が走る。
ちょっとした火球に匹敵するほどのきらめきだった。
粘った甲斐があったと、心躍らせながら就寝する決意を固めた。

さて、太陽フレアが活発で、磁気嵐がいい具合に北海道近くにかかるらしい情報があった。
今朝になって、SNSをチェックすると、そこには低緯度オーロラ祭りが繰り広げられ、しかもペルセウス座流星群と同時であったから、流れ星も一つの画像に収まる素晴らしい報告が列挙していた。
しかも、オーロラの特徴でもあるピラーもあったとか。
うらやましい限りではなるけれど、多くの人が寝る間を惜しんで観測してくれたおかげで、それを間接体験できるのでありがたい。
そうはいってもだからこそ、いつの日にか、自分の目でオーロラを見たい気持ちは、さらに強まっていく。


2024年5月11日 オーロラ祭りに乗りたかったー!

2024-05-13 12:13:20 | 空・雲・星・太陽たち
先日、太陽フレアに伴う猛烈な磁気嵐が地球に到来し、世界各地でオーロラが出現した。
北半球では、ロンドンにおいてはっきりと目視できたり、フランスのモンサンミッシェルでは幻想的な光景が現れ、スイスにおいても確認できたそうだ。
また、日本においても、北海道はもとより、福島県や兵庫県、愛知県でも高感度カメラにおいて捉えることができたという。
そんな祭り状態をSNSでリアルタイムに受け取り、自分も体験したいものだと居ても立ってもいられずに北窓を開けて空を眺めた。
もちろん空が赤く染まってなど居ない。
それよりは、遠い街の光が空をぼんやりと照らしているのを認められるくらいだ。
確かに、田舎とはいっても関東圏なので、光の密集度が高いのだ。
よほどのオーロラだ出現しない限り、肉眼では見ることができない。
もっとも、ネットが普及した恩恵で、様々な情報が瞬時に手にはいり、流星群やオーロラが身近になったから幸せだといえよう。
諦めの悪い私は、だからこそ経済的に余裕があったら、せめて飛行機で北海道へと飛んでオーロラを見られたかもと心の隅でつぶやくのだった。

2024年5月5日 みずがめ座η流星群

2024-05-06 14:54:47 | 空・雲・星・太陽たち
みずがめ座η流星群の極大期は6日の未明だというので、到底起きていられる自信がなく、23時ごろにいつもの二階の東向きの窓から空を眺めてみた。
大気に冬の透明感がないのでクリアさに欠けるけれども、月明かりに邪魔されず、星を見ることができる。
まだ、蚊などの嫌な虫はいないにもかかわらず、網戸を開けるのを面倒がって、そのまま眺めていると、目の高さで右から左へと水平に流れる光を見た。
ああ、これはきっと流星群の流れ星だと嬉しさ反面、自分の怠惰さを呪っていた。
網戸がなければ、もうちょっと綺麗に見られただろうに。
それでも、予想で最大1時間に10個程度の流星だとすれば、見られたのはとてもラッキーといえる。
その後、午前2時ごろを目安に起きると念じながら、ひとまず就寝した。
はっと目を覚ますと、既に午前4時。
うっすらと東の空は白み始め、空の低い位置に細い月が掛かっていた。
起床の暗示の効き目がなかったことを悔やみながら、夢で流れ星を見ようと、すぐに諦めてまた眠りについたのであった。

2023年12月13日~14日 ふたご座流星群

2023-12-14 22:57:09 | 空・雲・星・太陽たち
とにかくたくさん流れて楽しい、ふたご座流星群の時期がやってきました。
しかし、月明かりのない好条件にもかかわらず、今年の極大期の14日~15日は、曇りと観測不能なコンディションと予報されていました。
そこで、極大期の前夜13日~14日にかけて夜空を仰ぎ見ることにしたのです。
例年より冷え込みは弱いもののさすがに冬なので、一回目の観測は13日の22時15分から35分間見ました。
放射点は、東から45度くらいの高さでしょうか、そこから2つ同時に東南東に流れていきました。
そして東北東に1つ、カシオペア座と北極星の間を時間差で2つ、東南東に間をおいて2つです。
そのうちに家人も合流してみていると、なんと南の空に東から西へとものすごく明るく太い光の帯を引いて流れ星が走りました。
かつてのしし座流星群を髣髴させるほどのものです。
何かこれで今回のふたご座流星群を回収しろといわんばかりのもので、家人と二人いいものを見たと歓喜しました。
けれど人は満足というものを知りません。
二匹目のドジョウを諦めきれないのです。
一度体を温めるために家の中に入り、23時50分から24時15分まで二回目の観測です。
そう幸運は続きません、家人は5つほど見ましたが、私はかすかに光る流れ星を4つ南東の空に見たころには、うっすらとした雲がかかり始め、肉眼で観測できる今回のふたご座流星群は閉幕となりました。

さて、諦めの悪い私は、このブログを書きながら、ハワイのマウナケアからライブで星空を映しているYouTubeを見ています。
広角の映像ですが、かなりの頻度で星が降っています。
火球と思しきものも数多流れています。
今夜晴れていたならばと、惜しい気持ちが波のように押し寄せています。
こうしている間も、ライブ映像から目を離さないのでした。

2023年10月22日 オリオン座流星群

2023-10-23 22:48:17 | 空・雲・星・太陽たち
オリオン座流星群が、極大期を迎えた22日の4時50分ごろ、天頂近くを南から北へかけて流れる星を2つ見ることができた。
15日の新月を迎えたあたりから、毎晩のように夜空を見ていた。
乾燥して澄んだ空気のおかげで星がことのほかよく見えて、流星群に関わらず楽しめる。
特に未明のころの東の空には、ひときわ明るく木星が輝いている。
朝の冷え込みを気にしないほど、うっとりと空を眺めてしまう。
そして今晩も、幾度となく空を仰ぎ見ては、星の瞬きに心奪われるのだ。