rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

農作物は天候しだいからの再考

2023-07-28 22:46:05 | ベリー類の栽培
梅雨らしくない梅雨明けをして、かれこれ2週間以上雨が降らない。
加えての異常高温と熱風で、大地は乾き、植物は声なき悲鳴を上げている。
二週間ほど早く収穫を迎えたブルーベリーが、順調に熟してきたと実感したのもつかの間、今では水分が足らなくて実が萎びてきている。
糖度は爆上がりでも、瑞々しさが欠けていてはどうにもならない。
また、連日の猛暑日では、収穫に命の危険が伴う。
今はただ、どうにもできないと、雨を切望するだけだ。
農作物は、とにかく天候の影響をまともに受ける。
大切に世話をして、その成果を得ようとしても、結局天候によって命運は分かれてしまうのだ。
天気予報を見るとき、いつも祈るような気持ちで見ている。
しかし、これから先10日以上、雨のマークはついていないし、予想最高気温も33度越えが続いている。
世界的にも異常高温とそれに伴う熱波、この影響での大規模な山火事が所々で起こり、その逆に豪雨に見舞われているところも在るようだ。
食料を作るのは尊いことなのに、なぜか搾取の最標的となっていることも解せない。
同族にさえ優しくない人類に、自然はもう見切りをつけたのだろうかと悲観してしまうけれど、考えなおす機会と捉えたい。

そろそろ一雨欲しいかな

2023-07-24 22:52:50 | ベリー類の栽培
まとまった雨が、もう10日以上降っていない。
通り雨すらない。
加えてこの異常な高温で、朝露も降りなくなっている。
はじめのころ、ブルーベリーが熟して糖度が上がるために、さんさんと降り注ぐ太陽の光をありがたがっていた。
けれども、先週末くらいから、ブルーベリーの実にハリがなくなってきた。
水分が減った分、糖度はかなり上がり、まるで干しブドウやザッハトルテのごとく劇甘なのもあるほどだ。
採りきれないで木についたまま、ドライブルーベリーのようになっているのもある。
甘いのもいいけれど、やはり果実は瑞々しさも大切な要素だ。
我が家ばかりが雨を切望しているとは思えない。
サツマイモやサトイモ、ナスにトウモロコシ、露地で栽培する作物の葉が、しおれていたり、蒸散を嫌って葉を裏返えし耐えている姿がある。今年の気象傾向として、常軌を逸した高温が連続したり、降雨では線状降水帯の発生で水害になるほどの量が限定的な場所に降るなど、とにかく極端すぎるのだ。
7年ぶりの大規模なエルニーニョが発生して、世界中高温や洪水、山火事の災害が頻発しているようだ。
穏やかな自然との慎ましやかな共生が理想だけれど、果たして欲望に忠実な人類が慎ましやかにいられるのかと思うと、甚だ難しいといわなければならないだろうな。
でも、優しい雨が、一晩じっくり降ってくれますよう祈らずにはいられない。

二年ぶりの更新、我が家の守り神

2023-07-09 23:09:54 | 生き物たち


何気に家人のテリトリーがある建物の屋根を見ると、白く細長いものがのっていた。
「ああ、二年ぶりだな~
 そういえば、職場にも立派な主がいて、最近の脱ぎになったばかりだった」
と思いながら、さらにその左上にも小ぶりでうねっているものを見つけた。
もしかすると、我が家の主様のお供のものも、同時にお脱ぎになったかもしれない。
この主様たちが居られるために、他の動物、ハクビシンやねずみなどから守られているはずだと、ちょっと引けている自分に言い聞かせた。
ちなみに、ヘビの成体の脱皮は年一回とのことらしい。