今日もとびきりの天気で、空気も畑もカラッカラに乾いていた。
暖冬だからね、我が家のミモザが咲き出しちゃったよ。
ちょっと早いような気がする、去年は、お彼岸のころ8分咲きだったと思うもの。
それで、お彼岸のお墓参りの人たちが、「きれいだ、いいね」と声をかけてくれたから。
こんなに人に喜んでもらえるならばと、ミモザ4種類の苗を買ってきて植えたのさ。
けれども、昨年の台風や突風であおられて、まだしっかりと根を張れていなかったミモザは、春を待たずに枯れてしまったんだ。
今日も、あきらめきれずにそのミモザたちを見ていた。
とても残念、悲しい気持ちだ。
でもこれにめげないで、またブラシ状に花を咲かせるミモザなどの苗を買ってこよう。
花は、いいものだものね。
そして、河津桜もポツポツと咲き出した。
ちょっと濃い目の桜色が、日差しに映えてかわいらしい。
春はいいね。
梅の花も咲いていて、うきうきと外を歩き回っていたら、あの存在を忘れたいヤツをたくさん浴びてしまった。
そう、花はミモザや梅、河津桜だけではない、杉だって花粉をポファっと放出したいのだ。
ふぇくしゅっ
仕方がないのさ、品薄のマスクを恨めしく思いながら、ミストで何とか暗示かけてしのいでいこう。
いやでもでも、春はいいもんだよ。