薊
薊立夏後、数枚で立夏、この5月に入っても初夏の陽気は感じられず、全体がひんやりとして、朝夕は肌寒く、人肌のぬくもりが未だに恋しいこの5月、この雰囲気模、異常と言えばそう言えるかも知...
薊
いつも歩く山で薊を目にするのが6月「まだ先かな」そう思いながら高台にある町のなかを歩いていると夏草のなから伸びた茎の上に頭杖花の薊が「もう野薊の咲く頃か」そう思いながら花を眺める。
先日の山歩きでササユリの蕾をみて「かなり大きくなっている」この様子なら6月初めか、そう思いながらいつも咲く湿原の傍を通ると野薊も負けずに伸びて小さな蕾を付け花の咲く6月に向け準備している。
花をみるのは山か、そう思っていた矢先の花との出会い、咲いている姿をみるとついうれしくなって足を止め暫く花を眺める。
野薊
夏草の茂みのなかで
どう私
素敵でしょう
そう言って独り存在感をみせる
淡紅色の野薊
いま
その美に誘われ手を出せば
私に触れないで
そう言って棘でガードし私を拒む
そう
君は固すぎる。
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