笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

今夜も寝不足、ワールドカップ

2006年06月25日 21時00分16秒 | 2006年ワールドカップ
W杯も日本代表が帰国して、テレビプログラム的にはあっという間に熱気が終了してしまったのか、後は「マニアの方だけ盛り上がってください」といわんばかりの時間枠になりました。
でもW杯は、これからが本番で、これからが寝不足との戦いになるのです(笑)
ちなみに明日はポルトガル戦、明後日はオーストラリア戦(正確にはヒディング監督VSイタリア)。このカードは見逃せません。
ポルトガルは40年目にしての決勝進出。オーストラリアは32年もW杯に縁がなく、2002年韓国をを率いたヒディング監督がイタリア相手にどんな戦術で臨むかが注目です。

日本代表の最終戦(VSブラジル)もしっかりライブで見ました。負けましたけど、私的には玉田のシュートで「全部チャラ」って気分なのですね。
なぜって、W杯に参加できただけでも日本のレベルは上がった~と感じるからです。
サッカーって、個人の能力+チームの力が求められる究極のスポーツで、たとえば、20年前の南米チーム。「個人技には長けているけれど、チームとしては2流」とW杯に出る度に言われてました。点が入ればムードはイケイケ、でも一度リードを許すと気分はダメダメ。それを欧州から監督を呼び、組織力をつけ、同時に優秀なプレーヤーをどんどん欧州のチームでプレーさせ、そのエッセンスをチームにフィードバックし。。。という年月を繰り返して、今のブラジルやアルゼンチンはあるわけです。
だからそういう意味では、今の日本はW杯を足がかりに才能のあるプレーヤーをどんどん海外に「売って」いく時期だと思うのです。
中田、稲本、中村、小野。。。前回2002年大会を契機に海外に出て、才能を伸ばし実力をつけたプレーヤーです。
ローカルでちょっといい成績が出たからと言って、海外に期限付きでレンタル契約し、それで「海外実績アリ」なんて選手は正直W杯には要りません。世界に自分を売りたいプレーヤーの祭典、それがW杯なのです。
海外に「売れる」プレーヤーをもっと育て、見せる努力をするのが協会の仕事だとも思うのです。

「時間をかけてじっくり育てる」ことは今の日本ではありえないことなのかもしれませんが、それを抜きにして決勝リーグに進出できるチームは出来ません。
ましてや、睡眠時間を減らしてまで試合を観たいと思うファンを獲得することはできません。
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