とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

不妊治療体験記ーその1-

2008年03月05日 | Weblog
とある企画の為に、当院にて不妊治療を受けられて無事にご懐妊となられた方々の一部の方々に、”不妊治療を乗り切った体験記”をお願い致しました。
あくまでもその企画の為のものなのですが、届いた体験記を読ませて頂く度に、こちらが励まされるような思いとなりました。
皆様の頑張りが痛いほど伝わってきて、毎回感動する思いで読ませて頂いております。
あくまでも企画の為のものではありますが、事務長だけが読んでいたら、大変勿体ないと思い、その企画の前に、こちらのブログにも載せさせて頂く事に致しました。
特定されないよう、一部を抜粋させて載せさせて頂きます。
とある企画につきましては、4月中旬くらいに、こちらのブログで公表させて頂きます。

体験記ー連続シリーズ-

Q:あなたにとって不妊治療はどのような体験となりましたか?
A:結婚5年目、子供が出来ない事に悩みつつも、クリニックの治療を受けようと決意するまで、様々にためらい、時間がかかりましたが、受診して本当に良かったです。
治療の過程を通し、自分のあるがままを受け入れ、また生活習慣やこれまでの自分を見直し、大切にする良いきっかけとなりました。

Q:先が見えない不妊治療を乗り切ったコツは何でしたか?
A:希望を捨てない事、たとえ1回1回の成果が出なくても、その結果に拘りすぎないよう自分をうまくコントロールする事でした。
長期に渡る不妊治療は本当に辛いと思います。
子供がいない自分を不幸だと責めるのではなく、主人と2人の生活の中で楽しいこと・幸せなことをひとつひとつ振り返り、「今でも十分幸せだけど、子供ができればもっと楽しいことが増える」と意識を前向きに持っていきました。

Q:とくおかレディースクリニックで頑張って良かったと思われる事はどんな事でしたか?
A:先生はじめスタッフの皆さんが常に本気で接して下さったことです。
不妊ということで既にナーバスになっている患者にとっては、いつも変わらない態度で真剣に接して下さることは、それだけでも大きな心の支えになりました。
また、仕事を続けながら治療に通っていたので、時間のやり繰りは大変でしたが、18:30分の枠で診ていただけたことは大変助かりました。

Q:不妊治療で一番辛かった事は何でしたか?どのようにして乗り切られましたか?
A:タイミング療法や人工授精後、今月こそと思っていても生理がきてしまった時がいつも一番辛かったです。
その度毎に泪が出ましたが、主人の前で思いきり泣いた後は、次回の排卵に向けて気持ちを切り替え、2人で美味しいものを食べに行ったりしてリフレッシュしました。
やはり主人との信頼関係・理解があって乗り切れた経験であったと、今、あらためて感謝しています。

Q:今現在はどのようにお過ごしですか?不妊治療を頑張っている方への応援メッセージがございましたらお願い致します。
A:現在、こちらで授かった双子が、間もなくで出産予定です。
助産師さんが「双子ちゃんは、ちゃんと育てられるお母さんのことを選んで産まれてくるから大丈夫!安心して産んで下さいね。」と励まして下さった言葉が心に残っていますが、これはどの赤ちゃんも同じで、ちゃんと愛してくれるご両親の元に、一番良い時を選んで来てくれると思います。
ご自身とご主人、支えて下さる先生を信じて、赤ちゃんが来るのを待っていて下さいね。

本当に素晴らしい応援メッセージだと存じます。
先輩からのメッセージで励まされて、前向きに参りましょう。
ーby事務長ー
コメント
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