とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

・・・休憩時間・・・

2008年03月12日 | Weblog
不妊治療を頑張り、最終的に赤ちゃんを授かる事が出来た方々の体験記を連載しております
少しでも、今現在 頑張っていらっしゃる皆様の励みになれば・・・との思いです

ですが、不妊治療の現実というものは、実は大変シビアです。
頑張っている方々が皆、めでたく授かるというわけではありません。本当にシビアです。
それでも、治療を頑張らなければ授からないわけで、チャンスがある限り頑張って頂き、望み続けてきた良い結果を手にされて欲しいと心から願います。
受精・受精卵の分割(分割が途中でとまってしまう受精卵も多いです)・着床・胎芽の成育(ここでとまってしまう胎芽も結構あります)と・・・全ての歯車が見事に揃い重なり、ようやく望み続けてきた良い結果を手にするわけです。
崇高な気持ちで人一倍頑張っている方々を多く見守っていますと、この方々全員に良い結果を・・・とひたすら願い祈る毎日でいます
そして、医療側も誠心誠意手を抜くことなくひたすら頑張ります。
ですが、この不妊というものは100%の結果でないというのが現実です。

ですので、「どこまで頑張るか」「万が一、子供が授からなかった場合、どのようにして夫婦二人楽しく生きていくか」「夫婦二人の生活をどれだけ素晴らしいものとして満喫していくか」を念頭に置いておくことは必要です。
二つに一つの、その一つがどちらに転んでも大丈夫なように、心構えを強く持った上で、しっかりと取り組まれていかれて欲しいと思います。
子供を授かる事だけが人生最高の道ではありません。人生いろいろです。
そこまで考えた上で、出来る範囲で出来る限りの不妊治療を頑張って下さい。
頑張る方々には、何としても『子宝』を授けられるように、最新の医療と技術と心をもってして取り組みます。
良い結果を手にしましょう。

脳には右脳と左脳があります。
右脳は直観や創造性、左脳は論理の分野を受け持ちます。
論理的に物事をすすめていくばかりでは、ストレス過多になり不安感やイライラ感がおこりやすくなります。
これは不妊治療にもいえると思います。
論理的すぎて追及が鋭すぎると、却って妊娠しづらくなってしまいます。
普段の生活で左脳を酷使している方々は、特に意識して、ストレスを沈め・リラックスされるために適宜右脳も使ってあげて下さい。
音楽や映画を楽しんだり、絵画や書道などを楽しんだり、静かな場所を散歩したり、料理や片付けを楽しんだり、、、と適宜右脳を使う事により、心と身体をリラックスさせてあげて下さい。
心と身体が楽になります。

左脳でのぞむ不妊治療ではなく、右脳でのぞむ不妊治療にしてしまいましょう。
少し気楽になって取り組めるのではないでしょうか。
辛いけど、少しでも気楽に取り組んで欲しいと思います。
ーby事務長ー

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