とくおかレディースクリニック~ブログ~

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どうか宜しくお付き合い下さい。

12月の看護部・検査部便り

2011年12月02日 | 看護部・検査部便り
12月の看護部・検査部便り

皆様こんにちは。

今回は、自己注射についてお話します。

注射は、
より質の良い卵を育てたり、
頚管粘液や子宮内膜が良い状態で排卵を迎えられるようにするため、
とてもに大切です。

注射の量や回数などは、
体質やその周期の状態に応じて、
お一人お一人異なります。
多嚢胞性卵巣の方や、
ホルモン分泌の少ない方(もともとの体質の場合もありますし、
ダイエットなどによる急激な体重の減少でもホルモンの分泌が減ってしまうことがあります)では、
ほぼ連日のように注射が必要となることがあります。

‘良い卵を育てるため、妊娠するため…’とは言っても、
毎日通院するとなると、難しいこともあるかもしれませんね。
そこで、当院では自己注射という方法を取り入れております。

自己注射とは、患者さん自身で注射をする方法です。
3~4回、自宅で注射された後に診察をして、卵の発育を診て、
また自宅で注射をして頂くというようになりますので、
来院回数を1/3程に減らすことができます。

ペン型の注射器に、髪の毛数本ほどの細い針をセットし、
お腹や太ももの皮下(筋肉よりも浅い部分です)にご自分で注射して頂きます。
最初はスタッフが説明しながら一緒に行いますので、ご安心下さい。
‘自分で注射なんて絶対ムリ!!’とおっしゃられていた方でも、
実際に行ってみると‘とても簡単で驚いた’、
‘病院でする筋肉注射より痛くない’といったお声を頂いております。

それでも、どうしても自分では不安という方は、
来院してもらい注射します。

自己注射の適応となる方には、まずそのご提案を致しますので、
ご自分に合った治療方法を選択されて下さい。
自己注射にご興味のある方はスタッフにご相談下さい。
(※卵の発育を診るため定期的な診察が必要となりますので、
全ての方が自己注射で来院回数を減らせる訳ではありません、
また体質によっては筋肉注射が必要なこともあります。
まずはご相談下さい)

今年も残りわずかとなりましたね。
寒さもグっと深まりましたが、
体調を崩さず、良い一年の締めくくりをしたいものですね。


とくおかLC看護部・検査部スタッフより


とくおかレディースクリニック
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