とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

名付けて「子宝治療」

2012年02月28日 | 不妊

そもそも「不妊治療」という言葉が好きじゃない!
私は「不妊」ではなく「未妊」!
治療に「不」や「無」などの”否定を表す語彙”をつけないで欲しい!

上記の思い、よく耳に致します。
ごもっとも!!と、私も思います。

ですが、この時代では、
既に「不妊治療」でまかり通ってしまっているわけなので、
その言葉は全くお気になさらず、
自己解釈にて「子宝治療」なのだ!!と思い込んで取り組まれて欲しいと願います。

その、いわゆる「不妊治療」、、、
長い期間をかけてやっているうちに、
本当に”不”に取り込まれていかれる方を目に致します。
どうかそれだけは避けて頂きたい思いです。

「子宝治療」というものは、思うまま願うままに進んでくれませんから、
(20代や30代前半であれば、わりと願う方向性に添っていけますが、、
30代後半~40代になると、年々卵巣が衰えていきますので、
なかなか思うように、すぐに、結果を手に出来にくくなっていきます、、、)

ですので、治療歴が長くなればなる程、
ご自分でも気付かないままに”不”に取り込まれていってしまいます。
”不”に取り込まれてしまって抜け出せないままのご自分に、
ご自分でさえも気付かないまま月日がどんどん過ぎていきます。

長く続く「不妊治療」に不安を感じ、
その不安が、不本意に繋がり、そこから不満や不快が生じてしまう・・・。
「不妊治療」からはじまる”不”の連鎖というものです。

それが長く続いてしまうと、
不調になり、何となく何をやってもうまくいかないような思いが生じ、
落ち込んでしまったり、やる気がなくなってしまったりします。

精神的に疲れてしまうのです。

何とか・・・どうにか・・・そこでストップをかけて頂いて、
”不”に取り込まれてしまったところから、更に、不運や不幸を招かないように、
力強く前向きに明るく前向きに対処していかれて欲しいと、せつに願います。

「不妊治療」の”不”を、ご自身の力ではねのけてしまって、
「妊娠治療」=「子宝治療」に、
前向きに明るく取り組んでいかれて欲しいと願います。
「子宝治療」を楽しんでいかれて欲しいです。

そして、
「子宝治療」は、ご夫婦の絆を強くしてくれる「絆強化」にもつながります。
ご夫婦の「絆強化」も楽しんでいきたいものです。
希望に反して・・・、
子宝に恵まれなくとも、
ご夫婦の「絆強化」が成り立っていれば、何も不安になったり怖いものはありません。

子供というのは、最終的には”社会に返す人材”でして、
残るのは・・・生きている配偶者なのです、、、
そういう意味でも「子宝治療」の前に「絆強化」は必須です、、、。

皆様、ご自分の日常から”不”を取り除いて生活して参りましょう。

明日から、楽しい「子宝治療」「絆強化」となりますように・・・。
「子宝治療」にトライしつつ、「絆強化」を意識してお過ごし下さいませ。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック

コメント
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