4月の受付便り
こんにちは。
4月に入り、ずいぶんと暖かくなってきましたね。
今月の受付だよりは、
今年度から制度変更した東京都不妊治療費助成制度についてです。
まず一点目、
「妻の年齢による助成回数の設定」です。
*平成26年4月1日以降に初めてこの制度を利用する方
39歳までの方 通算6回まで
40歳以上の方 年度2回(初年度3回)まで(平成28年3月末まで)
平成28年4月1日以降になりますと、
初めて申請される方で43歳以上の方は助成の対象外となります。
*平成25年度までに助成を受けたことがある方
現行の制度(年度2回(通算10回)/5年度間)が平成28年3月末まで延長されます。
ちなみにこの年齢は、治療開始日の年齢ですので、
治療開始日が39歳で、途中で40歳になった場合、39歳での取り扱いになります。
二点目、
「助成額上限の変更」です。
治療終了日が平成26年4月1日以降のものは変更後の額が適用されます。
治療ステージにより金額が変わります。
今まで申請をされたことがある方は変更点にお気をつけください。
詳しい内容が書いてある書類は受付のカウンターにございます。
ご自由にお取り下さい。
申請をされるときには領収書のコピーが必要です。
再発行は出来かねます。
無くさないように必ずお手元に保管しておいて下さい。
体外受精での妊娠率は年齢に大きく左右されます。
(タイミングや人工授精も同じです)
また、年齢が高くなるにつれて流産率が高くなり、
出産時のリスクも大きくなります。
ホルモン値にさほど問題なかったとしても、
卵の質は年齢と共に確実にどんどん落ちていきます。
卵巣の機能が落ちてからでは、
ステップアップしても遅い場合があります。
また、妊娠して終わりではなく、
その後出産、子育てと長い道のりがありますから、
少しでも若いうちに、確率の高い治療に臨まれる事が良いと思います。
助成金を受けるには年齢だけでなく他にも条件がございますので、
対象の方で書類ご希望の場合は受付スタッフにお声かけて下さい。
とくおかLC受付・医療事務スタッフより
とくおかレディースクリニック