物騒な事件が多く、
胸が痛む思いが致します、、、。
昨日の夕方18時頃です。
所用がありまして、某大都市の大きな街道沿いを歩いておりましたところ、
突然、私の右斜め前で初老の男性が倒れました、頭から。
整髪料で頭を綺麗にまとめて、紺色の背広を着用されたオシャレな初老の男性です。
おそらく、ほろ酔い状態で歩いておられて、
足を絡ませて転んでしまわれたのでしょう。
歩道で頭を強く打ってしまった事により意識のない状態でした。
慌てて駆けつけましたが、
意識が戻る事はなく、そのままぐったりと仰向けになったままです。
同じく駆けつけた20代半ばの青年が、
「119番した方が良いですよね?」と。
「すぐにしましょう。」という事で、すぐに119番通報。
20代前半の女性が、
「110番もした方が良いですね?」
「事件ではなく事故ですが、すぐにしましょう。」という事で、すぐに110番。
また、近くにいた別の20代前半の女性も、
「今いるこの場所の位置確認をします。」と位置を調べて、
119番と110番をしている方に、現在の位置を伝えました。
更に通り掛かった方が、脈拍や呼吸を確認し、
頭から血が流れているので、鞄を枕代わりとして頭の位置を高くしたり、
全員でやれるべき事、対処出来る事をして、
総勢10名ほどが、救急車とお巡りさんの到着を待ちました。
青年が状況を救急隊員に伝え、
若い女性が、同じく状況をお巡りさんに伝え、
皆が見守る中で、救急車に運ばれて行かれました。
意識を取り戻して、元気にお帰りになられていると良いなぁと願っています。
忙しく歩いて通り過ぎる混雑極まりない大都市の中に、
こんなに温かく責任感溢れる人達が、
それも若い子達の熱い優しい心がこんなにも満ち溢れているなんて、
本当に、
今の日本も、まだまだ捨てたものではないと実感して帰宅しました。
微力ながら、
人の為に生きられる、
いつでもどこでも人を助けられる、
そんな人間でありたいものですね。
追伸 - 昨日の秋分の日は暑いくらいの一日となりました。
本日のお写真は、昨日の秋空の様子となります。
本日は、昨日とは打って変わって、肌寒い雨の一日です。
ーby事務長ー


