

皆様 こんにちは。
すっかり涼しくなりましたね。
急な気温の変化は体に負担をかけます。
体調を崩さぬよう、お気をつけ下さいね。
また、
気温の低下と共に日照時間も減ってゆくこれからの季節は、
気分も落ち込みやすくなると言われています。
不妊治療をしていくうえでも、気分転換は非常に大切です。
治療期間が長くなってくると、どうしてもストレスが溜まったり、
焦りや憤りから気持ちが不安定になってしまうこともあります。
ゆえに、治療から離れてしまう方もいらっしゃいます。
当院をご卒業された方々のお声を集めた「子宝アンケート」を読んでおりますと、
ご妊娠された多くの方が、何かしら気分転換をして、
上手く治療と付き合っていらっしゃったようですね。
旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、映画を見たりと様々ですが、
治療以外にも気持ちを向けられる趣味を持つことで、よい気分転換ができます。
その中の一つとして、観葉植物の栽培もお奨めです。
近年、植物がもたらすヒーリング効果や健康効果が注目されています。
園芸療法といって医療に取り入れられることもあります。
植物からはフィトンチッドという成分が出ており、
自律神経を整えて精神をリラックスさせてくれる効果があります。
また、植物には有害物質を吸着、分解し新鮮な酸素を作り出す天然の空気清浄機のような働きがあります。
酸素とともに放出されるマイナスイオンは、心をリラックスさせ、
体の酸化を抑えて疲労を防ぎ免疫力をアップさせてくれます。
体の酸化は卵子の老化にも繋がりますから、
マイナスイオンを浴びることは卵子にとっても良いですね。
植物の多くは緑色ですが、
青色や緑色は目の疲れを和らげたり、
大脳皮質の働きを活性化すると言われています。
当院は一面が開放的な窓になっています。
ふとした時に、窓の外を見てみて下さい。
晴れた日は青空と緑のコントラストがとても美しく、すがすがしく穏やか気持ちになります。
都立大学は緑が豊かです。
通院時いつもと違う道を通って周りの草木に目をやってみるのもいいですね。
植物は毎日毎日心を込めて、一生懸命お世話をしていると、
必ず反応が反ってきます。
新芽が芽吹いた時は、えもいわれぬ喜びです。
不妊治療においても、なかなか結果が出なくて不安になることがあっても決して諦めず、
心を失わず取り組み続けることが、新しい命の誕生に繋がってゆくことでしょう。
これからの季節は紅葉も美しくなり、
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋 、多くの楽しみがありますね。
心身ともにリフレッシュし、治療にも明るく前向きな気持ちで取り組んでいきましょう。
皆様が一日も早くご妊娠なされますように・・・



