数日前の某新聞相談コーナーに、
「親の介護を巡って、兄弟が対立し険悪な関係になってしまった。
兄弟の縁を切った方がマシだ。」
という記事がありました。
葬儀でも、険悪なムードが漂ったまま終了となったとありました。
傍から見ると、情けない親戚関係となってしまいます。
ただ、
老親の介護や終末期医療を巡って、
子供達が対立し、
縁を切るほど険悪な関係になったという話は、よく聞きます。
悲しいお話です。
それぞれが自分の主張が正しいと信じ、
相手を批判する事が引き金となります。
自分の思った通りに相手が動かないという事に苛立ちを持ちます。
それは良くない事ですね。
兄弟といっても、
それぞれ価値観や物の考え方は異なります。
これも数日前のことですが、
「徹子の部屋」に、
元宝塚歌劇団星組トップスターの鳳蘭さんがご出演されておられました。
鳳蘭さんは、もう69歳になられるのですね。
とても69歳には見えないくらい、お若く綺麗でした。
鳳蘭さんのお父様がお亡くなりになられ、
お母様が残されたお話となりました。
年老いたお母様の面倒を誰がみるか?となった時、
妹さんと話し合いをされたそうです。
妹さんのご自宅前にあるマンションにお母様を移す事とし、、
そのマンション代を鳳蘭さんがお出しになり、
日々の介護を妹さんが引き受けるという事にしたそうです。
役割分担ですね。
皆が同じ様に同じ事を出来るわけではありませんから、
持ち分を分けて対応していく事も大切かもしれません。
時間を与える人、お金を出す人、それぞれがあって良いのだと思います。
お墓もそうですね。
先祖代々のお墓を守る事が理想です。
ですが、
子供の数が減り、
子供が遠方に住んでしまった時、
どのように守っていくかを考える事も必要です。
先に旅立つ自分の思う通りにしようとせず、
残された子供に任せるしかないのかもしれません。
某新聞の相談コーナーを読んでから、
ふっと、そんな事を考えさせられた数日でした。
お盆はまだ先なのに、、、ですね、、、。
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ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック