昨日、お護摩に行って参りました。
お護摩(護摩祈祷)に参加すると、心が浄化されます。
心や頭や体の中にある邪気が取り払われるような感じがします。
そこのお不動様で、御朱印も頂きました。
「御朱印ガール」と名が付くほど御朱印求めが流行っていた時期を逸して、
今頃になって御朱印の美しさと厳かさに気付きまして、
昨日伺ったところで、ようやく3枚目の御朱印となりました。
お坊さんが書いて下さいますので、受け取るまでに、少し時間がかかります。
その間、境内のまわりを散策して待ちました。
多くの参拝客で賑わっておりましたが、御朱印希望者が殺到するという事はなく、
程良い待ち時間で受け取る事が出来ました。
書いて下さった御朱印はお見事なものでした。
私は、これから「御朱印ガールならぬ御朱印おばさん」になろうと思います。
たまにしか出来ない事ですが、
神社やお寺さんに伺う時には御朱印帳を持って行くぞ!と決めました。
少し前に、浅草神社の御朱印対応について報道されたのを思い出しました。
「平成」「令和」の特別御朱印配布の件です。
浅草神社の職員さんも巫女さんも、出来る対応は一生懸命になさられたと存じます。
8時間並んで1枚の通常御朱印を有難く受け取られる方もおられれば、
少し待たされただけで文句を言う方もおられる、、、しかも上から目線で、、、
今の時代の良くない現象であると、私も思います。
「残念ながら中には、対応に当たっている神社職員や巫女に対し、
暴言・恫喝また暴力に近い行為に及ばれる方、
1人の職員を取り囲み罵声を浴びせられる方々、
説明をしている最中に大声を出し遮られる方、
遠方よりお越し頂いている事を理由に特殊な対応を求められる方、
整理券をひったくるように受け取られる方、
神社をサービス業と捉えられ、受付時間の変更を提案される方、
「こっちはお客さんだぞ」と仰る方、、、(こちらは二度と来社されないでください)
ましてや、神社が税金で維持管理されていると思っている方、
そして、神社に対し、全ての方に合わせた対応・改善を現場やSNS等で求められる方、
含め、その時その時の対応を批判される方々が何人もいらっしゃいました。」
上記「 」は浅草神社さんのお言葉のごくごく一部です。
お気持ち、心からお察し致します。
御朱印をネットオークションやフリマアプリで転売されたり、、、
神社への改善をSNSに投稿したり、、、
なんとも悲しい現代の世となりました。
なんでも思った事をSNSに流してしまう世の中になったものだと思います。
発散すれば、それで良し!という姿勢なのでしょう。
間違ったお客様意識がはびこっているように感じます。
学校教育においても、生徒がお客様になっているところがあります、、、
となると、そのお客様生徒は社会に出たらどんな社会人になってしまうのでしょう。
ご家庭や教育現場で、正しい教育をなさって欲しいと願ってやみません。
当院も、毎年、新卒さんを採用しておりますので、
社会人としてのマナーや考え方をゼロから教える覚悟で取り組んでおります。
言いたくない事も、言わなくてはなりません。
最近、御朱印に感動し始めた私もそうですが、
ひとつの例えとして、
御朱印を頂くにあたり、お手間をとらせて書いて頂ける事に心から感謝出来る姿勢を持ちたいものです。
ですので、
ちょっとした事に文句ばかり並べ立てるのではなく、
そのちょっとした事にでも、きちんと感謝する気持ちを持って生きていきたいものですね。