1月のラボ便り
皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
本年も皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。
今回のラボだよりでは、一般不妊治療についてお話させて頂きます。
一般不妊治療とは、タイミング療法と人工授精(AIH)を指します。
まずタイミング療法とは、女性が最も妊娠しやすいタイミング(排卵の時期)を予想し、
その周辺期に合わせて性交渉を行う方法です。
超音波検査で卵胞の育ち具合を測定し、
頚管粘液検査で頚管粘液(おりもの)の性状を調べて、
排卵の時期を予想します。
ご自身でアプリや尿の排卵チェッカーを用いて排卵の時期を予想するよりも、
精度が高く予想することが出来ます。
また、卵胞の育ちを良くするお薬(排卵誘発剤)を使用し、
しっかりと排卵を促すことで、妊娠率を向上することも可能です。
しかしタイミング療法では、
頚管粘液の性状や精液所見によっては、
膣内に射出された精子が子宮腔内に十分に侵入出来ず、
受精卵が作られない=妊娠しない場合があります。
次回は「人工授精」について書かせて頂きますね。
皆様、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
本年も皆様が御健勝で御多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。
今回のラボだよりでは、一般不妊治療についてお話させて頂きます。
一般不妊治療とは、タイミング療法と人工授精(AIH)を指します。
まずタイミング療法とは、女性が最も妊娠しやすいタイミング(排卵の時期)を予想し、
その周辺期に合わせて性交渉を行う方法です。
超音波検査で卵胞の育ち具合を測定し、
頚管粘液検査で頚管粘液(おりもの)の性状を調べて、
排卵の時期を予想します。
ご自身でアプリや尿の排卵チェッカーを用いて排卵の時期を予想するよりも、
精度が高く予想することが出来ます。
また、卵胞の育ちを良くするお薬(排卵誘発剤)を使用し、
しっかりと排卵を促すことで、妊娠率を向上することも可能です。
しかしタイミング療法では、
頚管粘液の性状や精液所見によっては、
膣内に射出された精子が子宮腔内に十分に侵入出来ず、
受精卵が作られない=妊娠しない場合があります。
次回は「人工授精」について書かせて頂きますね。