

先日のラボ便りの続きを書かせて頂きますね。
「人工授精とは、洗浄・濃縮して調整した精液を子宮腔内に直接注入する方法です。
精液調整を行うことで精液中の余分な成分(止まっている精子や、
雑菌、衣類の繊維等)を取り除き、運動性が良好な精子を集めます。
直接精子を子宮腔内に注入するため、
精子が子宮腔内へ到達しない可能性を排除出来ます。
そのため、タイミング療法よりも人工授精の方が、妊娠率が高くなります。
子宮腔内に精子を注入する際は専用の柔らかいチューブを使用するため、
痛みはほとんどございません。
人工授精終了後も特別安静が必要であるわけではありませんので、
お仕事へ行かれたりお出かけされたり、普段の生活を過ごされて大丈夫です。
人工授精は、その名前から大がかりなものをイメージされる方も多いかもしれません。
しかし、簡単にお伝えしますと、「精子を子宮内へ注入する方法」です。
その後の受精や着床までのの流れはタイミング療法(自然)と同様です。
タイミング療法で中々ご妊娠されない場合、
まず人工授精へのステップアップを考えていかれることをおすすめします。
何かご不明な点がございましたら、スタッフまでお声かけ下さい。