昨晩、テレビを付けましたら、
笑福亭鶴瓶さんの「A-Studio」が放映されていました。
その日のゲストは女優・寺島しのぶさんです。
なんと、ご主人様・ローラン氏(フランスのお方)とご長男・眞秀(まほろ)君が、
サプライズのご登場もされました。
↑ 上の写真は、番組のものではございません。
寺島しのぶさんといえば、
お父上は人間国宝の歌舞伎俳優・七代目尾上菊五郎さん、
お母上は女優の富司純子さん(私、子供の頃から富司純子さんの大ファンでした)
弟君は五代目尾上菊之助さん
という歌舞伎界のお嬢様でお育ちになられた方です。
番組を拝見し、
全く気取らないフランクさのある素敵なお人柄を感じました。
聡明でお綺麗な方で、とことん役に入り込まれる女優さんです。
少し前に、
安住紳一郎アナウンサーがお出になる「ぴったんこカン・カン」に、
弟君の尾上菊之助さんが、ご長男・和史君とご出演されたのを拝見し、
菊之助さんの上品さと整った綺麗さに感動した記憶がございます。
番組後半で、恩師の演出家・蜷川幸雄氏のお話となりましたが、
寺島しのぶさんに灰皿は飛んで来なかったものの、
思うような演技が出来ないと、スリッパは飛んで来るし、
「おまえのせいで、こんなに胃薬飲んでんだぞ!」と、
本人の前で胃薬を次々と服用されたとか、、、
蜷川先生ならではの厳しく強いご指導に耐えて、大きく花を開かせたのですね。
今の若い俳優さんや女優さんも、蜷川先生のようなご指導についてこれるのでしょうか?
優しく、おだてて、、、なんてやっていたら、
自分を無くしての~自分を変えての~その先の良い演技は身に着かないでしょうね。
人間、どこかで自分を変える時期というのは必要なのだと思いつつ、拝見させて頂きました。