昨日、
10月10日の夕焼けは、とても見事でした。
毎度の如く、クリニックから見える目黒通り側のお空になります。
こんなに綺麗な色をしめすのは、なかなかありません。
「夕焼け小焼け」という言葉を思い出しました。
「夕焼け」は、
太陽が西の空に沈む時に空が赤くなるのをいい、
「小焼け」は、
太陽が沈んで10~15分後辺りにもう一度空が赤くなるのをいうそうです。
または、
「小焼け」に関しては、
音を整えるための意味のない言葉なのだとも言われ、
「仲好しこよし」の「こよし」と同じく、
口調を良くする為の造語という説もあります。
1919年(大正8年)につくられた歌が「夕焼け小焼け」、
1921年(大正10年)につくられた歌が「赤とんぼ」。
どちらにも、
「夕焼け小焼け」が出てきますね。
『夕焼け小焼け(夕焼小焼)』
作詞:中村雨紅、作曲:草川信
夕焼け 小焼けで 日が暮れて
山のお寺の 鐘がなる
おててつないで みなかえろう
からすと いっしょに かえりましょ
子供が かえった あとからは
まるい大きな お月さま
小鳥が夢を 見るころは
空には きらきら 金の星
『赤とんぼ(赤蜻蛉)』
作詞:三木露風、作曲:山田耕筰
夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か
山の畑の、桑の実を
小籠に摘んだは、まぼろしか
十五で姐やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた
夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿の先
今の時代の子供達は、
山のお寺の鐘がなったらお手て繋いで皆で帰ろう、
カラスも一緒に(カラスはカラスのおうちに)帰ろうね、
とか、
15歳で嫁いでいき、里の便りも絶え果てる、
とか、
ないですものね。
時代は、すっかり変わってしまいましたね・・・・・。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック