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当院の体外受精・顕微授精を乗り越えられた方々からの『子宝アンケート』を着順に掲載させて頂きます。
今現在、子宝ご希望で頑張っておられる皆様の励ましになれば幸いです。
Q1:不妊治療を続けていて辛かった事は何でしたか?
初めは、注射や採卵が痛くてたまらない事が辛かったですが、
仕事の時間が削られる事や金銭的負担の不安が出てきて辛くなりました。
このまま続けても子供を授からないのではないかと思うようになり、
そのような絶望感が一番辛かったです。
子供を諦められない事自体、自分が甘いのではないかと考えたり、
次もダメかもしれないと思いつつも期待してしまい、
その結果「陰性」となった時の涙をこらえきれない自分が嫌でした。
Q2:辛さを乗り越える為に、どのように対処されましたか?
痛みについては、痛い処置がある日は、なるべく他の予定を入れず、好きな事だけをするようにする。
金銭的不安については、どうしても1周期治療を休んで、仕事に専念する。
そうすると、また前向きに治療に取り組むことも出来るようになりました。
子供が出来ない不安については、度重なる失望を越えた頃、
初めて「特別養子縁組」について知り、
どうしても出来なければ、養子の赤ちゃんと家族になろうと思った事で、軽くなりました。
結局「ダメでも何とかなる」と思うことで解決しました。
そう決心した次の胚移植で無事に妊娠出来ました。
Q3:子宝という結果を手にする為に、努力された事・工夫された事はありますか?
殆ど何もしていないですが、朝型生活を心掛けた事。
妊娠する2~3ヵ月前頃からホットヨガをしていました。
Q4:不妊治療中での気分転換はどのようにされましたか?
気分転換はうまくできていなかったと思います。
強いて言えば、痛い注射の後は好きなジャンクフードを思い切り食べてストレス発散していました。
ほんの一瞬スッキリするだけでしたが、、、。
あとは、仕事に夢中になっている時は、治療の事を忘れられました。
また、治療を頑張っていると金銭的にゆとりもあまりないのですが、
ブランド物の高い靴を奮発して買った事が思い出に残っています。
辛い毎日のうち、時々そういうささやかな喜びをつくっていました。
Q5:とくおかレディースクリニックを選んで良かったと思われる点は何でしょうか?
他のクリニックを知らないので何とも言えませんが、
徳岡先生が化学的である点。
根性論のようなものをあまり持ち出さない点は、とても良かったです。
またスタッフの全ての人が物腰が柔らかくて、こちらの心も穏やかになりました。
Q6:不妊治療を頑張っておられる方々に向けて、励ましのメッセージをお願い致します。
治療はしないで済めば楽だったとは思いますが、
治療で得たものも、私にはたくさんあります。
最終的に子供を授かる事が出来たから言えるのかもしれませんが、
治療の辛さに向き合った経験や、養子縁組を含めて家族の在り方や自分の望みについて、
深く悩んだり考えた事は、自分にも生まれてくる子供にとっても、財産だと思います。
私は辛かったけれど、簡単に子供が授かるより、結果的に良かったと思っています。
Q7:お子様が授かった今現在のご様子をお知らせ頂けましたらお願い致します。
子供は1歳5か月です。
陽気で活発で、子供と接していると、心から笑顔になれます。
もちろん子育ては忙しく、疲れがたまる毎日ですが、楽しいです。
子供が1歳を過ぎた今になって、ようやく治療の苦しみを客観的に振り返る事が出来るようになりました。
そんな今、この子を授かる前、もっと夫婦2人で笑顔で過ごせたら良かったのになぁと思ってしまいます。
治療中は必死で、苦しさばかりでした。
現在治療中の方々にも、少しでも辛さを忘れる時間を過ごせるようにお祈り申し上げます。
(いただいた原文、そのまま掲載しております)
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