「井の中の蛙、大海に散る」という言葉を聞いてしまいました。
これは、漫画の中で使われた言葉だそうです。
何となく、意味は分かりますよね！？
「井の中の蛙、大海を知らず」のもじりであり、
”狭い世界しか知らないで生きてきたのに、
いつの間にか、自分は何でも分かって何でも出来るんだと思い込み、
大きな世界に飛び出してしまった。
けれど、うまく応じきる事が出来ず、押し潰されてしまった、、、”
というニュアンスなのだと思います。
「NARUTO」という漫画の中で、
蝦蟇（ガマ）使いの自来也が、ペインに襲撃されて水底に沈んで行く時に、
「自来也豪傑物語………最終章…、井の中の蛙大海で散る…の巻か」と
自らの最期を表現した名セリフなのだそうです。
狭い世界だけの話ではなく、
蛙さんが蛙さんとだけ付き合っていたら、、、
蛙の親子、蛙の友達、蛙のお知り合いしか知らなかったら、、、
「この世の中で偉いのは、もちろん蛙だよ。
蛙の気持ちが分かるのも、蛙だけなんだよ。
あぁ、やっぱり蛙が一番安心！！」となりがちです。
また、蛙の中でも種類はありますものね。
アオガエルがアオガエルしか知らず、
自分達が偉いと思い込んでいたところで、
アオガエルがトノサマガエルと出会ってしまったら、
驚き桃の木山椒の木でございます。
「あ、もっといろいろ考えなきゃ！」と思うでしょう。
自分よりも、
もっと偉い人（←人として）、
もっとすごい人、
もっともっと頑張っている人、、、と出会う事が大切です。
出来る事ならば、
ごくごく小さなコミュニティーの中だけで、
自分の価値基準を決めてしまったり、
物事を判断してしまう事なく、
多くの世界を見てみる事が大切です。
いろいろな世界観を持つ事が大切です。
まさに、
「井の中の蛙、大海を知る」が大切ですね。
そうなると、
人間、謙虚になれます。
何歳になっても、
ずるい考えを持たずに、
素直に！謙虚に！！生きていきたいものです。
（参照）「井の中の蛙、大海を知らず」が正しい諺です。
ーｂｙ事務長ー
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