「置かれた場所で咲きなさい」
この本は、
ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生のベストセラーです。
ここのところ、
多くの方の絶賛の声を聞きましたので、
皆様にも是非お読み頂ければと思いました。
一部を書かせて頂きます。
「置かれたところで咲く」
この生き方は、私だけでなく学生、卒業生たちにも波及しました。
結婚しても、就職しても、子育てをしても、
「こんなはずじゃなかった」と思うことが、次から次に出てきます。
そんな時にも、
その状況の中で「咲く」努力をしてほしいのです。
どうしても咲けない時もあります。
雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、
そんな時には無理に咲かなくてもいい。
その代わりに、
根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。
次に咲く花がより大きく、美しいものとなるために。
その状況の中で「咲く」努力を、
簡単に放棄する方、、、多いように感じます。
「ここじゃないところだったら、もっと気楽に咲けるかも・・・」
「別のところだったら、もっと綺麗に咲けるかも・・・」
と、まわりのせいにしてしまう方、、、多いように感じます。
まずは「置かれたところで咲く努力」をしてみましょう。
今年のお正月の新聞でも、
渡辺和子先生の対談を読みました。
一部を書かせて頂きます。
渡辺和子先生ご自身のご家庭での教育のお話しでした。
「我慢しなさい、努力しなさい、不自由をいとわないようにしなさい。
その3つのことが、やがて思うままにならない世の中に出た時、
きっとあなたを助けてくれる。と母から言われて育ちました。」
「自由という言葉が間違って使われているような気がします。
私は学生に今も教えていますけど、
”自由というのはね、してはいけないことをしない自由、
しなければいけないことをする自由。
つまり、自己管理と自己抑制が出来るということなのです”と。」
「”したいこと”と”しなければいけないこと”があれば、
”したいこと”は置いておいて、
”しなければいけないこと”を優先することができるのが本当の自由だと思うんです。
そして、それをするためには、”自分の心との戦いが必要なのよ”とも教えています。」
”しなければいけないこと”を置いておいて、
”したいこと”を優先する傾向を感じます。
幼い頃からの、何が大切なのかというご家庭の教育が土台となって、
その上に学校教育が加わり、
その上に社会人教育が加わるのでしょうね。
土台となるご家庭教育が曖昧なままですと、
大人になって「何が大切!」と教えてもなかなか浸透してくれないような気がします。
だからこそ、良い本をどんどん読んでいき、
感動出来るお話は、心と頭にどんどん吸収してたいものですね。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック