とくおかレディースクリニック~ブログ~

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羽生結弦選手 驚異の精神力

2014年11月10日 | 感動する心


フィギュアスケートGPシリーズ第3戦中国杯最終日で、
起きてはいけないアクシデントが発生しました。

男子フリー最終組の6分間練習中、
羽生結弦選手が他選手と激突し、
アイスリンクに顔面(頭部?)を激しく打ち付け、動けなくなってしまいました。

悲劇が起きてしまいました。
その瞬間を見た時、身体が凍りつきました・・・。
”魔の瞬間”とは、このような瞬間をいうのでしょう。

双方が、回転前の速度を上げたところでしたので、
時速60~70kmで地面に叩き付けられたくらいの衝撃だったのではないかと想像します。
脳震盪を起こしてもおかしくない状況です。

本番前に複数の選手達が、ひとつのリンク内で一斉に最終練習を行うわけでして、
今まで、このようなアクシデントが起きなかった事が、
反対に不思議でたまらない思いがしました。

棄権をしてもおかしくない状況の中、
羽生結弦選手は、頭部にテープを巻いて、顎にもテープを張り、
4分30秒の「勝負の舞台」に立ちました。

あれだけの激しい演技をしますから、
身体中の血流も激しく流れ狂うわけで、
きつめにテーピングして、痛み止めをうっても、
相当な痛みを伴っての演技だったと思います。

まさに闘志の人です。
不屈の19歳ですね。
まだまだお若いのに、
こんなにすごいパワーを持っている=プロ意識の高さなのだと思います。

そのような状態ですから、
5回ほど転倒してしまいますが、
激しい痛みで顔をしかめながらも頑張りぬきました。
着地で転倒はしても、
確実な回転をして「オペラ座の怪人」を演じきりました。

あまりにも痛々しすぎて、応援するのが辛かったですが、
5輪を制した世界一のスケーターの強い精神力と意地と技術を感じました。

国内に戻り、精密検査を受けられるそうですが、
後遺症が出る事のないよう、
無事に復帰出来る状況になりますよう願っております。

世の中の人々に勇気を与える事の出来る人というのは、
心底強い人だけなのだと実感致しました。

怪我から回復されて、
また世の中の人々に、勇気と感動を与えて欲しいと願っております。


ーby事務長ー


とくおかレディースクリニック





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