大橋むつおのブログ

思いつくままに、日々の思いを。出来た作品のテスト配信などをやっています。

滅鬼の刃・28『元日の新聞』

2023-01-21 22:36:14 | エッセー

 エッセーラノベ    

28『元日の新聞』

 

 

 元日の新聞を一文字も読むことなく古紙回収に出してしまいました。

 

 幼稚園の頃には、ろくに文字を読めないにもかかわらず読んでいました……いや、眺めていたというのが正しいでしょうか。

 ヘッドラインの文字の面白さや、写真の面白さ、四コマ漫画、風刺漫画、広告の新鮮なデザインなどを子ども心に楽しく眺めていました。

 くしゃ~み三回 ルル三錠♪

 風邪薬のフレーズは、テレビが来る前に新聞の広告で知っていました。

 

 そうそう、夕刊だったと思うのですが、連載小説も面白かったですねえ。

 うちは、ほとんど産経新聞でした。おかげで、朝日や毎日の色には染まらずにすみました。

 むろん、子どもが新聞の銘柄を選ぶわけはなく。大正生まれの両親の都合です。当時は、産経が他紙よりも安かったのが理由でしょう。

 あ、連載小説です。

 産経の連載と言うと、わたしぐらいの歳では司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』ですね。小学生には難しい字がいっぱいありましたが、日露戦争の旅順攻略、203高地のくだりや、奉天会戦、日本海海戦などは拾い読みでしたがワクワクして読んだ、いや眺めていました。

 203高地を奪取に成功したと聞き、児玉源太郎が、すぐに野戦電話を掛けるところがあります。

「旅順港は見えるか!?」

 電話を受けた隊長が、こう言います。

「はい、丸見えであります!」

 丸見えという言葉が面白く、また雰囲気を良く表しています。子ども心にも嬉しくて、安心して思わず笑ってしまいました。旅順の下りは長くて三か月ぐらいやっていた記憶がありますので――やったあ!――というカタルシスがありました。

 小学生でも、ある程度は読める、眺められるようにお書きになった司馬さんはすごいですね。

 まだ、ろくに字が読めない頃は、小説の真ん中に載っていた挿絵を眺めて喜んでいました。『坂の上の雲』の前は今東光氏の『河内太平記』でした。文章はさっぱり読めませんでしたが、挿絵は、子どもの目ではありますが漫画的に面白く、納得もしていました。

 例えば、戦で人の首を獲る時は、相手をうつ伏せに組み伏せ、兜の眉庇に手をかけ喉首を晒して、鎧通で一気にかき切るのを見てなるほどと思いました。テレビや映画では、馬乗りになって突き刺したら、次の瞬間に首が取れていたので納得していなかったんですね。

 挿絵の人物の描写も、時には三頭身や四頭身。戦の様子などは幼稚園で見た猿蟹合戦と被ってワクワクしていました。

 

 あ、また少しずれてますねえ。元日の新聞です。

 

 元日の新聞は、一面と他の何ページかがカラー印刷でした。今でこそ、新聞の色刷りは当たり前ですが、当時は新鮮でした。三つ上の姉が、富士山の写真が載っているのを見て「うわあ、天然色やあ!」と叫んでいました。

 当時は、カラーとは言わずに天然色でした。

 カラーという言葉が天然色を凌駕するのは、カラーテレビの普及と重なっていると思います。

 テレビ欄は、普段の夕刊ぐらいの別冊になっていて、三が日分のテレビ番組表が載っていて、新番組の特集とかがあって、本紙よりも家族で取り合いでした。

 東海道新幹線のことを『夢の弾丸列車』という見出しで出ていたのは、ローマオリンピックの次の年の元日の新聞だったと記憶しています。紙面の半分近くが新幹線の完成予想図、いや、イラストでした。そして、三年半後、新聞の通りの新幹線が開通し、首都高速が開通。親父の給料もボチボチ上がって、ひょっとしたら高校ぐらいは行かせてもらえるかと思いました。

 なんというか、自分の成長と日本の成長が並行していて、世の中は、どんどんいい方向に向かっているんだと思えました。むろん、不便なことや、しんどいことも多くありましたが、総じて面白い時代ではありました。面白さの予感と元日の新聞の分厚さと天然色ぶりが重なりました。

 

 今年の元日の新聞は、孫の栞が年賀状といっしょにポストから出してくれていました。

 

「あれ、お祖父ちゃん読まないの?」

 上目遣いに聞いてきました。

「え、ああ、あとでな」

 実は、年賀状を見ているうちに忘れてしまったのです。

 おでこの一つもたたいて「あ、いかんいかん」と座りなおせばよかったのですが、栞の目つきがお見通しと言う感じで、つい見栄を張って、とうとう読む潮を失ってしまいました。

 廊下の古新聞の山に置いてあるのは承知していましたが、昔の少年雑誌並みに分厚い新聞が目に留まると、ついつい日延べになって、今朝気づいたら栞が他の古新聞もろとも縛ってしまっていたという次第です。

 嗚呼、やんぬるかな!

 

☆彡 主な登場人物

  •  わたし        武者走走九郎 Or 大橋むつお
  •  栞          わたしの孫娘
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パペッティア・001『バイト最後の日』

2023-01-21 14:49:19 | トモコパラドクス

ペッティア    

001『バイト最後の日』夏子 

 

 

 ダン! ダダン! ダダダン! ダン!

 

 あちゃ~~~(=°д°=)

 

 やってしまった。

 一段だけ飛び降りて、次の瓦礫にジャンプしようと思ったら、勢いで5メートルは下りてしまった。

 このテラスのようになっている瓦礫を器用にジャンプしたら、時間を稼げると思った。

 稼げると言っても、ほんの十秒かそこいらなんだけどね。

 

「ナッツぅ、だいじょうぶぅ……?」

 

 崖の上から気遣いの声。

 今日でお別れのバイトモの幸子。最後だからって途中まで付いてきた。

 幸子の配達区域は一つ手前の送電鉄塔跡のとこで曲がらなきゃいけない。それを遠回りして付いてきたのは、第一に友情。第二は、幸子にとってはバイトは小遣い稼ぎ。稼いだ分が全部自分のお金になるという気楽さ。

 ちょっとしたお嬢さんなんだけど、鼻に掛けたりしない。それどころか、バイトで生活費を稼いでるわたしを尊敬的な親しみで接してくれる。

 リスペクトって、されてみると、ちょっとウザイんだけど、幸子のは『ともだち』って冠が付いてるから気が楽なんだ。こないだのネット番組みたいに、健気に自活する戦災孤児的な眼差しで見られんのはイヤ。

 わたしもね、性格のいい幸子を褒めたいんだけど、きっと様にならないからやらない。

「だれか、人呼んでこようか?」

「だいじょうぶ、いま、そっち行くからぁ!」

 ハンドルを立て直し、前かごの新聞が無事なのを確かめる。

 バイトと言っても仕事だ、商品は大事にしなきゃね。

 

 ヨッ……ホッ……ホッ……ホッ……セイ!

 

 我ながら器用にバランスをとり、小刻みな瞬発力で崖の上まで自転車ごと上がる。

「いつ見ても、ナッツのテクはすごいねえ……」

「すごかったら、勢いにまけて落ちたりしないよ」

「でもさ……ふつう、谷底まで落ちて死んでるよ……」

 幸子につられて谷底に目を落とす。

 

 ゾワァァァァァァァァ

 

「ウッ、ケツ穴がしびれるぅ」

「JKが、そんな例えしちゃあ、メだよ」

「だって、そうならない? なるよ、これはこわいよぉ」

 この穴は、ここいらに有った公団住宅のど真ん中に落ちてきたナンチャラバスターって、バカげた爆弾。そいつが三つも連なって落ちてきて出来た人工の大渓谷なんだ。

 

 ゴーーーーーー

 

 くぐもった音に顔をあげると、200ぐらいの高さをパペットが飛んでいく。

「いいよなあ、パペットに乗れる大人は……」

「でも、事故が多いっていうよぉ……」

「たしかに、払い下げのポンコツだけどさ、効率がぜんぜん違うよぉ」

「そうねぇ……みんな好きにカスタマイズして、あれでデリバリーとかしたらラクチンだよねぇ」

 パペットっていうのは、オンボードタイプの戦闘ロボット。

 理不尽戦争の時に大量に作られ、半分は戦争で失われたけど、残ったのが払い下げられて建設や輸送業務に就いている。

 あれに乗れればギャラはいいんだけど、18歳以上でパペッターの免許を持ってなくちゃならない。

 まあ、新聞配達のバイトも今日が最後。

 生活が変われば、将来の自立を目指した勉強とかもできるだろう。

 16歳ってのは、そういうこと真剣に考えなきゃって年だしね。

 なんたって、実の父親が見つかったんだ。

 戦災孤児のJKとしては、少しは前向きにもなるさ。

 たとえ、お母さんと、あたしたち兄妹を捨てた父親でもさ。拾いなおして面倒を見てくれるっていうんだ。

 古典アニメのロボット少年みたいにひねこびてはいられない。

 

「さ、残り十件、さっさと行くかぁ」

「わたしも配達行くねぇ。明日は見送りに行くから、さっさと一人で行ったらダメですよぉ」

「「じゃあね!」」

 同じ言葉をかけあって、アハハと笑いながら、ナッツは最後の配達にペダルを踏んだよ!

 

☆彡 主な登場人物

  • 舵  夏子       高校一年生 自他ともにナッツと呼ぶ。
  • 井上 幸子       夏子のバイトともだち
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巡(めぐり)型落ち魔法少女の通学日記・003『ええ! 1970年!?』

2023-01-21 10:10:45 | 小説

(めぐり) 型落ち魔法少女の通学日記

003『ええ! 1970年!?』   

 

 

 しまった!

 

 杖を振ろ下ろしたお祖母ちゃんは、目と口をまん丸にして固まった。

「ええ! 1970年!?」

 わたしも、お祖母ちゃんの倍ほど目を丸くして固まってしまう。

 旧制服ということだけが条件だったから、数年遡るだけで十分。

 それが、仮想インタフェイスに出た年代は半世紀以上も昔の1970年・昭和45年!

 お母さんでさえ生まれていない大昔だよ!

 

 どうするぅ?

 

「ま……これでいいよ」

 気軽に返事したのは、時間遡行魔法というのはずいぶんと力を使うから。

 最近血圧と血糖値高めのお祖母ちゃんに無理は言えない。

 それに「十年くらい前がいいかなあ(^_^;)」なんて注文を付けたのはわたしだ。

 一二年前くらいだったら、学校とかご近所の知り合いがいる。まあ、亜世界だから、全て同じ人間じゃないらしいけど。四人に一人はうちの中学から行ってるから、絶対に知り合いがいる。三つ上に女ジャイアンみたいなのが居る。こいつ、見かけよりは勉強できて宮之森に進学してる。こういうのとはいっしょになりたくない。

 だから「ま……これでいいよ」にしておく。

 三年ずっと昔に居続けはヤだけど、放課後になったら今の時代に戻れるしね。

 

「スマホは手鏡に擬態させてあるけど、あんまり人前では使わないでね」

「え、スマホ使えんの!?」

「うん、MG仕様だから普通に使える」

「NG?」

「MG、Magical Girl」

「ああ、英語で魔法少女。いいじゃん(^▽^)」

「お金も、このお財布に入っていれば1970年当時のお金になるからね。教科書代とか制服代は、必ず、このお財布に入れてから支払うんだよ。型落ちだけど、機能は変わらないから」

「え、がま口!?」

 それはサザエさんのお母さん(フネさんだっけ)が持っていそうな古典的な、それこそガマガエルの口に皮の袋が付いたようなやつ。

「昔の魔法少女がタイムリープするときに使った奴だからねぇ」

「アハハ、まあいいや……あれ、変わらないよ?」

 さっそく、いまの財布から移し替えたけど、千円札は相変わらず野口英世のまま。

「橋を渡らなきゃ昔のお金に変わらないから」

「うん、分かった」

 回れ右して歩き出したら呼び止められた。

「そっちじゃないわよ」

「え、だって、橋は向こう……」

「こっちこっち」

 お祖母ちゃんは、家の筋向いの川辺を指さす。

「え、ここ?」

「ここにMが見えるだろ」

「え……ああ」

 護岸のコンクリのところに、うっすらとMの掘り込み。

「この50センチ以内に近づくと橋が現れる……ちょっと、まだよ!」

「ごめん」

「向こう側にはGが彫ってある。帰る時は、そこからね」

「うん」

「くれぐれも、人に見られないようにね」

「見られたらどうなるの?」

「写真に撮られてSNSに投稿される」

「ああ、それはヤバイよね(^_^;)。向こうで見られたら?」

「鬼太郎の友だちだと思われるだろうね」

 ああ……わたしって、目が大きくって、微妙につり上がってるから猫娘に間違われるかもぉ。

「いろいろ珍しいだろうけど、寄り道なんかしないで帰って来るのよ」

「うん、任しといて!」

「よし、今だ!」

 

 ポンと背中を押されて前に踏み出すと、目の前に橋が現れた。

 田舎の川に掛かっていそうな、軽自動車がやっと渡れます的な古びたコンクリートの橋。

 橋の右には『寿川』左側には『戻り橋』と字が彫り込んであった。

 

☆彡 主な登場人物

  • 時司 巡(ときつかさ めぐり)   高校一年生
  • 時司 応(こたえ)         巡の祖母 定年退職後の再任用も終わった魔法少女
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RE・乃木坂学院高校演劇部物語・91『十二名の犠牲者』

2023-01-21 06:48:43 | 青春高校

RE.乃木坂学院高校演劇部物語    

91『十二名の犠牲者』 

 

 

 障害走路場の前で西田さんは棒立ちになってしまった。

 十数人の兵士が障害物走をしている気配がする。

 しかし、降り積もった雪にはその痕跡はない。かけ声とリズムが、今の自衛隊のそれとは微妙に違う……これは、西田さんが若い日、入隊したばかりのころ教官だった旧軍時代からの叩き上げの人達のそれであったらしい。

 西田さんは、黙って直立不動の姿勢をとり、静かに敬礼をした。

 ピリピリピリピリ!

 急に警笛(ホイッスル)が鳴り響いた。

 一人でいるのに耐えられなくなった忠クンがやってきて、あまりの怖ろしさに警笛を吹いてしまったのだ。

 直ぐに、本職の不寝番や、当直の警務隊の人たちがやってきた。

「これは……」

「どうしたことだ……」

 みな、懐中電灯で、あちこち照らしてみるが降りしきる雪の中光は遠くまでは届かない。何人かが、奥の方まで見にいった。

 やがて中隊長がやってくると、声と物音……いや、気配そのものが消えて無くなってしまった。

「いったい、何があったんだ。当直責任者、状況報告!」

 みな、金魚のように口をパクパクさせるだけで、なにも言えなかった。

「自分が、ご説明いたしましょう」

 西田さんが前に出た。


 話しは連隊長まで知ることとなり、ぼんやりながら、事のあらましが推測された。


「あのかけ声、呼吸は自衛隊のものではありません。自分が現役であったころの旧軍出身の先輩たちのそれでありました」

 西田さんのこの証言が決め手になった。

 A駐屯地は、終戦まで陸軍の士官養成のための教育機関があった。終戦の四ヶ月前に、近くの軍需工場を爆撃した米軍の爆弾が外れてここに落ち十二名の犠牲者を出した。彼らはまだここに留まったままで、昼間の西田さんと教官ドノとの壮絶な障害走競争に触発されて現れたのではないかと考えられた。むろんほとんどは西田さんの推測ではあるけれど、連隊長は納得し、同時に関係者には箝口令(口止め)がしかれ、簡単ではあるけれど慰霊祭がもたれることになった。


「そう言えば、昨日は建国記念の日でありましたな」

「いかにも、昔で言えば紀元節。因縁かもしれませんなあ……あ、自分らに不寝番を命じた……もとい。勧めた教官ドノにはご寛恕のほどを」


 ということで、教官ドノは中隊長からの譴責(叱りおく)処分ということになった。

―― だから、これは内緒だよ。まどか君 ――

―― で、そこまで詳しいってことは、乃木坂さんもいっしょに遊んでたんじゃないの? ――

 乃木坂さんは、あいまいな笑顔を残して消えて、わたしは爆睡してしまった。

 朝は起床ラッパで目が覚めた。

 寝ぼけまなこで着替え終わると、ドアをノックして西田さんが入ってきた。

「あと五分で、日朝点呼。それまでにベッドメイキングを」

 三分で済ませ、西田さんのチェック。夕べはほとんど寝てないだろうに、元気なおじさん。


 朝食もいつもの倍ほど食べて、課業開始!


 営庭に集合しおえると、ラッパが鳴って『君が代』が流れた。

 みんな気を付けして日の丸に敬礼。わたしたちも不器用ながらそれに習った。昨日の五千メートル走のあとに『君が代』が鳴っていたような気がするんだけど、あの時はバテバテで、気づかなかった。西田さんを含め誰も強制しなかった。

 まだ一日足らずなんだけど、小さく言って仲間、大きく言って国というものをちょこっとだけ感じた。わたし達の前で乃木坂さんが、まるで班長のようにきれいな敬礼を決めていた。カッコイイと思った。

 ま、女子高生ってこんなもんです。

 この時、わたしの横にいる忠クンに元気がないことに気づいた。そして乃木坂さんに向けた視線の延長線上にあの教官ドノが居たことには気づかなかった……。

 

☆ 主な登場人物

  • 仲 まどか       乃木坂学院高校一年生 演劇部
  • 坂東はるか       真田山学院高校二年生 演劇部 まどかの幼なじみ
  • 芹沢 潤香       乃木坂学院高校三年生 演劇部
  • 芹沢 紀香       潤香の姉
  • 貴崎 マリ       乃木坂学院高校 演劇部顧問
  • 貴崎 サキ       貴崎マリの妹
  • 大久保忠知       青山学園一年生 まどかの男友達
  • 武藤 里沙       乃木坂学院高校一年生 演劇部 まどかと同級生
  • 南  夏鈴       乃木坂学院高校一年生 演劇部 まどかと同級生
  • 山崎先輩        乃木坂学院高校二年生 演劇部部長
  • 峰岸先輩        乃木坂学院高校三年生 演劇部前部長
  • 高橋 誠司       城中地区予選の審査員 貴崎マリの先輩
  • 柚木先生        乃木坂学院高校 演劇部副顧問
  • 乃木坂さん       談話室の幽霊
  • まどかの家族      父 母(恭子) 兄 祖父 祖母
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