須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

イチョウの観察

2011-12-03 10:07:37 | 樹木
2011年12月3日 <父>

世田谷でもイチョウが黄葉して来ました。
黄葉ウォッチングの際にこんなイチョウを見つけました。

これは大吉寺の乳イチョウ。根の一種の気根が乳房のように垂れ下がっています。
大木になると、この「乳房」が地面に達することもあるようです。見てみたいですね。
そうそう、小学生の頃に母親から川崎街道の矢野口交差点近くにある乳イチョウを
教えてもらい、ビックリしたのを思いだしました。






国士舘大学で見つけたイチョウの「ひこばえ」。太い幹の周りから孫(ひこ)がたくさん
でています。樹が弱っているとこんなふうにでるようです。主幹が枯れても孫に任せろ
といったところでしょうか。






最後は、国士舘大学世田谷キャンパス正面の立派なイチョウ。
ただ、このイチョウはちょっと不思議な生え方です。株立ちしていたように幹が根元から
分かれています。イチョウの株立ちは聞いたことがありませんね。

キャンパスの建て替えの際、敷地周辺にたくさん植えられていたイチョウを寄せ植えにした
と思います。伐採しなければならないイチョウを救うための苦肉の策だったのでしょう。


 2011年12月2日 東京・世田谷区にて(リコーGRデジタル3)





コメント (2)
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