須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

江戸東京たてもの園 3

2011-12-06 10:54:28 | 建造物
2011年12月6日 <母>

板橋区の常盤台にあった写真場。
昭和12年、照明設備が発達していない時代だったので
北側に大きな窓があり、そこから安定した光を採る
ように工夫されています。

現在もここで写真を撮って貰う事が出来るそうです。
素敵に撮ってもらえそうですよ ♪






高橋是清邸(明治35年)

港区赤坂より移築。
玄関からして趣があります。






このガラス、横から見ると歪んでいる様ないかにも昔の物。
ガラスが初めて作られたころの物だそうです。
枠があるものの、全面ガラス張りなんですね。
その枠も凝ってます。


photo by chichi




無を忘れず、と読むそうです。

我が家の大正生まれの母から聞いた話ですが・・・
高橋是清が2.26事件で襲われた時は入浴中だった。
これだけの人物を無着衣で襲うのを気の毒と思った将校は
「高橋、これ着よ」と衣類を差し出した・・・
という話が巷間流れていたというのです。

ここに行った日、ボランティアの人の解説によると、
皆が話を聞いていた2階の部屋、「ここで襲われました」、
と言っていたので、その話は事実ではなかったのですね。
やっぱりね・・・


photo by chichi




庭園も赤坂にあったものの一部を復元してあります。




先日、坂の上の雲の第三部が放送されました。
殆ど戦争関連の場面でしたが、演じている役者さんの
真に迫った演技で、その時その人の苦悩が伝わって
来るようでした。
コメント (2)
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