須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

モウセンゴケとルリイトトンボ

2015-07-11 06:15:29 | 動物・昆虫・鳥
2015年7月11日 <父>

御射鹿池で<父>はモウセンゴケを観察しました。
少し離れたモウセンゴケの生えている場所にマガモのヒナが上陸。
盛んに何か食べています。


photo by haha



足元にもモウセンゴケがたくさん。GRで接写するところを<母>に撮られていました。


photo by haha



別の場所に移動。ルイイトトンボがとまっています。綺麗なイトトンボですね。
日本のいきもの図鑑‐郊外編(前園泰徳著、メイツ出版)によると、
「北海道では平地にもいるが、本州では高山の池沼でしか見られない。」
分布最高地点は八ヶ岳の白駒池(標高2115m)とのこと。





さらにモウセンゴケの群生している場所に移動して驚きの光景に出会いました。
たくさんのルリイトトンボがモウセンゴゲに捕まっていたのです。
とまっていたのではなく、動けなくなっていたのですね。





ほとんどが捕えられたばかりのようで、体を動かしていますが逃げることは出来ません。
自然の摂理なので、助けてはいけないと思いつつ何匹か救出しました。
モウセンゴケの粘性はあまり強く感じませんが、イトトンボにとっては強力接着剤なのでしょう。
救出しても羽に粘着物質が付くと飛び立つことは出来ません。
農作業でガサガサの手に止まったので少し小さく掲載。


2015年6月25日 長野県・御射鹿池にて

あとから1枚目のマガモのヒナがいた場所に行ってみたら、たくさんモウセンゴケがあるのに
捕えられたルリイトトンボはほとんど見つかりませんでした。
ヒナはトンボを食べるために、陸にあがったと解釈すると説明がつくと思います。

コメント (4)
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