気になる野草

２０２０年５月２日　＜父＞

４月下旬に団地内で見つけた気になる野草です。
昨年から保護しているコバノタツナミソウ。群落をつくって来ました。
他にも直射日光の当たらない場所に広がっています。
貴重な野草と思っていましたが、結構逞しいようです。





毎日、観察しているタマノカンアオイ。春先の日当たりが悪く、やっと出て来た葉もあります。





一番大きな右側の葉の下に花が一つだけ咲きました。





モミジバフウの大木を伐採した場所にでてきたクサノオウ。
この場所では初めて見ました。もうすぐ開花しそうです。





ここから５ｍほどある擁壁下に咲いているクサノオウ。
日当たりが良く、花は満開を過ぎています。



自然観察会の資料にあった、アリを利用する植物の説明、「スミレやクサノオウは種子に
カルンクルと呼ばれる脂肪がついています。アリはその脂肪を食べるために種子を運びます。」
なるほど、アリによって擁壁の上まで種が運ばれ発芽したのでしょうね。

＜おまけの話題＞
今日のミニビオトープです。設置して１年経ちました。
近所の保育園の散歩コースになっていて、園児に人気です。
ミズトクサとヒメスイレンの葉が出て来ました。メダカも無事に冬を越しました。


２０２０年５月２日　東京都稲城市にて　オリンパスTG-5