須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

アジサイをさし木で増やそう!

2020-06-24 11:46:13 | 花・植物
2020年6月24日 <父>

6月21日に8組20名が参加して、第5回アジサイさし木講習会がありました。
この企画を5年前に始める前の年に、植栽サポーター向けの実習を行っていて、
サポーター全員が講師資格(笑)を取得しています。

今回はコロナ対策として、集会室前のスペースに机を出して、屋外での講習会になりました。
当日のスケジュールを説明したあと、水を入れたバケツとハサミを持って、さし木にする
アジサイを探しに行きます。
このグループは初参加。サポーターがどの枝がいいか親切に説明しています。





このご家族は、第1回から参加しているベテラン。講習会前にどのアジサイをさし木するか
リサーチしていたとのこと。さすがですね。





さし木用のアジサイを8~10本採取して集会前に戻り、枝の葉を4枚残し、
さらにその葉を半分に切る作業を行います。





さし穂(さし木用の枝)が出来たら、バケツに入れてしばらく置きます(「水あげ」といいます)。
この間に、これまで5年間に植えた300本のアジサイの見学会。
この場所は、同じ家族が昨年と今年に2年続けて植えた場所。昨年植えたガクアジサイにもう花が咲き、
枝も急成長しています。大きくなる種類ですね。





皆さんが興味津々でのぞき込んでいる先はどうなっているでしょう。





秘密?のアジサイ群落です。サポーターが2016年に初めてさし木アジサイを植え付けた
記念の場所です。適度な日陰とコンスタントな水の供給があり、順調に成長しています。
普段は人の目に触れないアジサイですが、株分けして団地や公園に移植する大切な役割があります。





再び集会室前に戻って、十分に水を含んだ赤玉土(小粒)の鉢にさし穂を植え付けます。
このあと1か月間、自宅で育てあとアジサイ苗圃に移し、来年3月に団地内各所に植え替えます。
皆さんのさし木アジサイが無事育つことを願っています。


2020年6月21日 東京都稲城市にて



最後に、当日配布したさし木のテキストとアジサイマップ。
マップは2014~2020までにサポーターや講習会参加者が植えたアジサイを記載しています。
これまでの資料を整理して作成しましたが、よくこんなに植えたものだと改めて思いました。


コメント (2)
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