●素老日誌 2010.10.11.(リハビリ日誌 24日目)
● 外出ができた!
今日は、レモンの里の氏神さんである国魂神社のお祭り。
1番バッターは、レモンの里の皆さんの歌。
母も車椅子で舞台下で参加させていただいた。
退院後、車に乗って外に出るのは、初めてだ。
車に乗るのも大変だったが、
車椅子でもどうしても体が、左に傾いてしまう。
それを左のひじで支えているのだが、
その力がないのでかなりの負担がかかる。
クッションを脇に詰めたりするが、
支えきれず痛くなっているのがよくわかる。
それを支える私が腕を痛めたくらいだ。
体が傾かないようにするには、
どうしたらいいのだろう?
でも、
外出ができたんだよ。
これだけでも、すごい!
●舞台の上だって、いつも通り
この日あらためてレモンでやっていることに感心した。
皆さん、
練習という練習をすることなく
普通に昼食を食べて、バスに乗り込み、
気負うことなく舞台に上がっていつも通り歌っておられるのだ。
いかに歌うことが日常茶飯事になっているかの表れだろう。
母もマイクを向けられると、
にこっと笑って声を出そうとするのだから、面白い。
それにしても・・・
母には、観客が目に入っているのだろうか?
野外にいることが気持ちがよくて、
パニックになることもなかった。
グループホームの存在を
こんなおばあちゃんたちがいることを
地域の人に知ってもらえる場があるのは、
いいことだ。
地域に開くって、
胸はって生きる、ということにもなるかな。