頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

日本学術会議の推薦

2020-10-04 10:12:23 | メモ帳

日本学術会議が推薦した学者の内、政府が6名を拒否した件が議論されている。爺はこの件に関する見解を「世界史も大好き」様から問われて次のように回答した。(赤字)

世界史も大好き様

学術会議の推薦を政府がそのまま承認しなくてはならないなら、システムが形骸化しているといわざるを得ません。政府に拒否されるのが嫌なら、学術会議だけで決めて、学術会議の結論として発表したらいいんじゃないですか。

ここまでは「11年目の反省」のコメント欄に掲載されたが、世界史も大好き様からの次のコメントがコメント欄に掲載されていない(爺にはメールで連絡された)。ついては、そのコメント(青字)と爺の返事を下記する。

世界史も大好き様のコメント

頑固爺さん様

日本学術会議法の第17条を読んでからコメントして下さい。さもないと大恥をかきますよ。

 

このコメントに対する爺の返事は次のようである。

世界史も大好き様

日本学術会議法は読んだことがありません。正直申して、そんな法令があることさえ知りませんでした。ご教示に深謝します。ともあれ、その第17条とは、これですね。

日本学術会議法第十七条

日本学術会議は、規則で定めるところにより、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会員の候補者を選考し、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣に推薦するものとする。

この条文では、総理大臣は推薦された候補者を拒否できるとは書いてありませんが、候補者を拒否してはならない、と書いてあるわけでもない。常識的に、総理大臣の一存で決めていい、という意味ではないでしょうか。したがって、冒頭の赤字部分の私の返事が間違っているとは思えません。