つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

余寒お見舞い申し上げます。

2025年02月18日 | 福井良之助展
今日の名古屋は冷たい風が吹き、ときどき雪がちらついています。
季節的には余寒というのでしょうけれど、本当にお寒く、小窓から見える歩道では皆さん厚着をして体を丸めながら歩いていらっしゃいます。

先週末にお雛様を出しました。
そのためでしょうか?



或いはショーウィンドウの張り紙を替えた為でしょうか?土曜日には本当に
お若い方達が何人か福井作品をご覧くださいました。











お帰り掛けに、もう一度店内に戻り何かお探しの様子の女性にお声がけすると
「この作家さんの略歴とかありますか?」と尋ねていただき、「え~と、すぐにプリントアウトできないので壁に貼ってある分でもよろしいですか?」と
略歴の裏のセロテープをはがしながら「この作家さんにご興味をおもちくださった?」とお聞きすると「はい、とっても素敵な作品ばかりで見せてもらってよかったです」とおっしゃっていただきました。













画廊は絵画を売るところではありますが、案外こちら側、つまり売り手がすることはいつも同じ。売れても売れなくても同じ。そう思うのです。

ご覧くださるみなさまの心が動けば、それは良い作品であり、その瞬間の感動や共感に人生の価値を見出し、ご予算を組んでくださるのがコレクターさまです。

作品と出会われ、心を動される、その形に見えないものを金銭を通し現実の世界に形として引き出してくださるのがコレクターさまなのです。

皆様に感謝しながら、今週もできるだけたくさんの方に福井作品をご紹介したいと思っています。

今週はずっとお寒さが厳しいようです。どうぞ、みなさまご自愛くださいませ。







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