きのう読み終わりました!
私は斜視がありまっすぐ文を追うことができないので、ストーリ性のある長編の本は何年も手に取っていませんでした。
けれど、お客様お薦めのこの作品はとても面白く読むことができました。
写実作家とその作品がストーリーの中心で、タトウ箱や黄袋などのWordが
出てくるのに「取材」を感じ少しニヤッとしてしまいました。
ただサスペンス調のお話の展開には、殺人がおこるわけでもない、この程度のものであっても、今の私にはちょっとスピードオーバーに感じられたこともありました。ボーと見ているドラマや映画と違って、真っすぐに胸に刺さるのが文章の素敵なところですが、少しズレが生じると違和感が余計に大きなものになることがありますね。
表紙は野田弘志さんの作品で本当にとてもきれいなご本です。
よろしければ、直接ご覧になってみてください。