つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

牛と小鳥

2024年12月25日 | 山口薫展






1957年 昭和32年
油彩。キャンバス 53×46 10F
画面表右下 サイン

展覧会歴
1961年 山口薫・牛の主題展 サエグザ画廊
1968年 山口薫教授追悼展  東京芸大陳列館
1969年 山口薫回顧展  京都国立近代美術館
1971年 近代作家の回顧ー山口薫展 東京国立近代美術館
1973年 山口薫作品回顧展  サエグサ画廊
1975年 山口薫展 群馬県立近代美術館ほか
1983年 特別展山口薫 渋谷区立松濤美術館

図版掲載文献
1975年 山口薫第二集 求龍堂 作品総目録
1978年 山口薫第一集 求龍堂 
1991年 三彩 522 三彩社







今回展示の作品中最も、過去の「山口薫展」への出品歴の多い作品です。

日本の各美術館で多くの方達の鑑賞に鍛えられた、まさに山口薫の代表作といえるでしょう。

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やっぱり山口薫

2024年12月25日 | 山口薫展
鳥海青児展、日本画京都画壇作品展、森芳雄展、そして山口薫展。

今年の佐橋美術店は、弥栄画廊さんをはじめ多くのみなさまにご心配をおかけしながら、そしてご支援をいただきながら展覧会を中心に営業を続けさせていただいて参りました。

各展覧会は、皆様に大変ご好評をいただき、多くの皆様に驚きと感動をお伝えできたように思っております。

本日12月25日は、芸術新潮の発売日。

弥栄画廊の居松篤彦さんが、当店にて山口薫展について取材を受けられた際の記事が掲載されています。

画商としての弥栄画廊さんの立ち位置をきっと皆様にも充分ご理解、またあの圧倒的な各コレクションの意味をご確認いただけるのではないかと存じます。










昨夜暗くなるのを待って、佐橋美術店の全体の写真を撮ってみました。

クリスマスイブに、お勤めを終えて足早に地下鉄の駅に向かわられる方達を見送りながら行った撮影の間、
なぜか今までで、昨夜が1番、この店が大きく感じられました。

それはきっと山口薫の作品たちのスケールの大きさのおかげであると思いますが、その時ふと「この一年をひとりで頑張って来たと思い込んでいる私は実に浅はかであったなぁ〜」と気づきました。


佐橋美術店は佐橋と私と義理の弟とで作り上げてきた店であるけれど、そして、今私は1人でここに居るけれど、その中身はこの一年の間に、沢山の作品たちの息吹、それに魅せられてお集まりいただいた沢山のお客様の感動、波動で満たされたように思えたのです。


店はただここにあれば良い。私はただここに居れば良い。

そう思い直すことができました。

全てに感謝の気持ちを抱きながら、一年の残りの数日に「やっぱり、山口薫」と題し、山口薫作品を改めてご紹介させて頂こうと思います。

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