今日は、1週間ぶりに店に出て参りました。
結局この1週間の多くの時間を自宅の炬燵の中で過ごし、寝正月を満喫。
うだうだ考え事をしたり、年明けから一向につながらないネットに腹を立てながら過ごしました。
普段は更新もせず放っておくのに、繋がらないとなると不安になり何度もブログにアクセスしたりしている自分を可笑しく思えました。
こうなってみると、私の仕事はかなりの部分をブログに頼っていることに改めて気付かされます。
1人で店にいるようになってからはお休みをいただいても仕事のことが気になってばかりいたのを、強制的にシャットダウンさせられ、かえってよかったなぁと今は思えます。
お正月の街の風景は随分変わりましたが、この一年の初めの静かな、ひんやりとした空気、粛々とした時間の流れは日本人にしかわからない感情を湧きあがらせてくれるのだろうと思います。
そしてその気持ちのまま店に行ってみると、1週間ぶりの店の中はシーンとして、とても清々しく感じられました。
山口薫作品とも、おそらく後10日ほどのおつきあいになるかと思いますが、クリスマスの頃にはクリスマスの顔をして、そして今日はちゃんとお正月の顔をして作品たちが迎えてくれました。山口薫は本当に不思議な画家です。
「山口薫は質が高い画家だよね」
昼近く、私が店に着いた時に丁度前をお通りくださった弥栄画廊さんと色々お話させていただいている時に、山口薫についてそうおっしゃっていらっしゃいましたが、この二か月でそれを私も強く実感できました。
今日は、このガッシュの「いのり」と水彩の「氷の国」が「きびしく」感じられました。クリスマスのときにはあんなにあたたかく優しく感じられたのに、、です。
明日もう一日お時間をいただき、仕事モードに頭を切り替えて7日㈫より営業を始めさせていただきます。
みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます。