つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

お便り

2017年03月13日 | お客様よりのお便り

お客様から頂くお便りも、私の大切な大切なお守になっています。

週末、展覧会中にも関わらず店を留守をしてしまった私あてに、お送りくださったお客様よりのお便りです。

少しご紹介させていただきますね。

 

久しぶりにギャラリーにお邪魔しました

絵を観ることも少なくなり、というより 全く離れていましたが 久し振りに背が伸びた気がしました

気韻ただよう古径さんの「うめ」を観せて頂き 空気まで清らかに感じました

心が洗われる一刻でした

帰路は家まで歩き

東桜の早咲きの桜がもう一輪二輪ひらきそめて ずい分得をした気持ちでした

まだ誰もみている人もいませんのに どの木もわずかに開花しているのです

やっぱり佐橋さんをおたずねしてよかったと

お話はできませんでしたがしあわせでした

またいつか。 どうぞお元気で   かしこ

 

佳い絵は、色々な形で、美しい心と温かい情を私にプレゼントしてくれます。

お心のこもった言葉えらび。

一通の短いお便りに私を救って頂く、そんな思いでいます

心から ありがとうございます

 

 

 

 

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月曜日

2017年03月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 

おはようございます。
先週末、おかげさまで無事に素描展を終えることが出来ました。

今回は私が店を留守にすることが多くなってしまいましたが、初来店の方も多くいらしてくださったようでとても嬉しいです。


誠にありがとうございました。


少し疲れて、風邪気味からの月曜日スタートです。


梅干し、しょうが、お醤油を数滴たらし、熱いお番茶を注いで、身体を温めて自宅を出発です。

佐橋は東京へ。それぞれに頑張ります。

 

また新しい作品をご紹介致して参ります。

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椿

2017年03月09日 | 日記・エッセイ・コラム

妹が椿の写真を送ってくれました。

こぼれるような美しさ。

妹がいてくれることに心から感謝しています。

 

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お能を観て

2017年03月08日 | 舞台

梅若玄祥さんの舞台を観たいと以前京都に出かけましたが、ご本人が体調を崩され休演。

ふとしたきっかけで今月5日に名古屋でまた梅若さんの舞台があることを知り、慌ててチケットを求めました。

当日は佐橋は京都に仕事で出かけましたので、私一人で名古屋能楽堂に出かけました。

演目は 「巻絹」

偶然にもチケットを求めたのは実父の亡くなる前日。今の私にはとてもぴったりの作品だと思い期待していましたが、やはりあまりに直前だったためか良いお席が残っておらず、なかなか鑑賞に集中することができませんでした。

 

ただこの演目の中心になる歌に

「音無にかつ咲きそむる梅の花 匂わざりせば誰か知るべき」があり

 

 

 

また「神は人の敬いによって威を増し。人は神の加護に依れり。」という地謡があり・・

 

私にはこの歌や言葉が人生の様々なことに通じるように思え、心に響きました。

 

 

自ら音を発したり、光を発することなく何時も静かにそこにある絵画。

そこに香しい気品、深い芸術性がなければ誰にも気づかれることはありません。

 

見る人の作品や画家に対する敬いの気持ちが、作品に美しさを増させ、

その美しい作品を人は心の拠り所とする。

 

 

お能はいつも丁寧に丁寧に私の心を鎮めてくれ、本当に美しいものに

出会う力を授けてくれます。

 

 

 

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佐橋美術店にようこそ

2017年03月02日 | 日記・エッセイ・コラム

 

1月の佐橋の父の他界まもなく咲き始めた七小(ななこ)公園の

小さな梅の花が今も綺麗に咲いています。

この店のすぐ近くの公園ですので、毎日眺めていますが

梅の花がこんなに長く咲くものだということを今まで気付かずにおりました。

梅の花に父たちを思いだし、これからは益々桜の花よりも梅の花が好きになりそうです。

 

私の実父の他界は急でしたのでブログを長くお休みさせて頂き、

皆さまにもご心配をおかけいたしました。

 

御舟、杉山を中心の素描展の企画、

それに伴う下準備のための資料の確認で

御舟、杉山、古径、、多くの画家の生き方をあらためて学ばせて頂くことができました。

 

その偶然は、実父の他界に大きく揺れる私の心を兄弟や家族とともに強く支えてくれました。

またこのブログを毎日のようにご訪問くださる皆様のお気持ちが、

これからの私の生きる方向をお示しくださっているようにも実感しております。

 

今日より、佐橋とともに元気にお客様をお迎えいたします。

どうぞご安心くださり、いつものように佐橋美術店にお遊びにいらしてくださいますことを

心よりお願い申し上げます。

ご来店を楽しみにお待ち申し上げます。

 

 

 

 

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