「成果の公式」を念頭に！

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【贈る言葉】

充分な知識、情報を持たずに頑張っても成功しない。一方で、知識があっても挑戦して行動しなければ成果は得られない。

　　　　　　　　　～大星公二～

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【本文】

■「成果の公式」を念頭に！■

コンピテンシーを語る場合、「成果の公式」というのがある。

★　保有能力×行動力＝成果　★

ということになる。

保有能力には二つある。

一つは専門知識やスキルを中心としてＩＱだ。

もう一つはＥＱと呼ばれる「心の知能指数」である。

端的に言えば人格分野や行動科学分野、社会性分野のコンピテンシーである。

ＩＱとＥＱ、二つの能力のうち成果への貢献度合いはＥＱであり７５％以上はＥＱが貢献してくれる。

いくら能力が高くとも行動しなければ成果はゼロである。

行動派のビジネスマンは成果に貢献し、言うだけのビジネスマンは、成果はゼロだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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三菱重工は会社最適を目指す！

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【贈る言葉】

事業所最適から事業最適、そして会社最適に。

　　　　　　　　　～佃　和夫～

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【本文】

◆三菱重工は会社最適を目指す！◆

佃　和夫氏は三菱重工の会長になった。

佃氏の「事業所最適から事業最適、そして会社最適に」という言葉の中にはいかに事業所が強すぎるかを物語っている。

本社よりも工場のほうが強すぎる会社は結構あるようだ。

「本社なんか何も分かっていない」といって勝手にドンドン進んでいく。

「部分最適」という言葉がぴったりだ。

わが部門の顔が立つこと、わが部門のメンツが優先される。

本社や他の（事業）部門との意思の疎通はなく、経営資源の共有もままならない。

今の時代は「全体最適」を目指し、保有している経営資源を生かさなければならない。

たとえば松下が開発した「お掃除ロボットエアコン」はエアコン事業と掃除機事業の技術の融合でシェアトップに躍り出たものだ。

事業最適、そして会社最適で会社全体のパフォーマンスを高めなければならない。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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