決断は「小心、大胆、細心」でいこう！

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【贈る言葉】

決断の条件は、小心、大胆、細心。

　　　　　　　　　　～平岩外四～

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【本文】

■決断は「小心、大胆、細心」でいこう！■

小心とは、「気が小さくて臆病」という意味もあるが、ここでは「慎み深く細事もおろそかにしない」という意味に解釈してほしい。

大胆は、「物事を恐れず度胸が据わっている」という意味だ。

細心は、「綿密に検討する」という意味だ。

私たちは人生を歩んでいくに際してさまざまな難問に遭遇し、そのたびに意思決定をしなければならない。

この意思決定が早いか遅いかで私たちの将来が決まるといっても過言ではない。

高校や大学を決めるとき、将来何になりたいかをイメージして決めることは大切だ。

そして就職を決めるときの意思決定も大切だ。

今成功している人を見ていると何度か転職したり自分で起業している。

楽天の三木谷会長は興銀の銀行マンだったが「小心、大胆、細心」に意思決定して楽天をたった２人で始めた事業だった。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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勇気ある撤退で会社を存続！

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【贈る言葉】

売れる見込みが立たなければ勇気ある撤退をして、新たなチャレンジに賭けたらいい。

　　　　　　　　　　～尾口久雄～

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【本文】

◆勇気ある撤退で会社を存続！◆

栃木県の私鉄に「おもちゃのまち駅」というのがある。

かつておもちゃ工業団地が隆盛を極めたときのつわもの達の夢の跡は今更地だ。

トミーという大手のおもちゃ会社もさまざまな逆風にさらされた。

プラザ合意でドルショックが訪れ、輸出は利益なき繁忙に変わった。

ファミコンが登場してトミーのおもちゃが売れなくなった。

国内に４つあった工場のうち３つを閉鎖して中国などに移転した。

激動のときは何かを諦めなければ会社は生き残れない。

三代目の富山幹太郎社長は温厚な人柄だがやるときは一気呵成にやってのける。

父親の代に築いた工場を閉鎖するのは忍びなかったことだろう。

だが工場を捨てて会社の存続を選択した。

「撤退」も経営戦略の一つであることを心に刻みたい。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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