アウトローと言われても胸を張れ！

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【贈る言葉】

型破りな発想のできるアウトロー的な人というのは、どちらかというとスペシャリストではないと思います。他人と違った経験を積み、問題に対する異なる見方のできる人です。

　　　　　　　　　　～カール・Ｗ・スターン～

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【本文】

■アウトローと言われても胸を張れ！■

どこの会社にもアウトロー的人間はいるものだ。

ひどい場合は、異人、変人扱いされて煙たがられる。

それでも本人はあまり意に介さないほうががいいように思う。

アウトロー的な人間を貴重な人材と考える会社も世の中には結構ある。

日清食品の創業者の故安藤百福翁は人事部長に対して「もっと異人、変人をたくさん採用しろ」とハッパを掛けていたそうだ。

４２歳といえば中年、そのとき一人作業場にこもって、くる日もくる日も研究したのがカップラーメンだった。

開発第一号のチキンラーメンは今でも売れるロングランのヒット商品だ。

安藤百福翁は信金上がりで人と違った経験を積み、自然と問題に対する異なった見方のできる人間になっていた。

アウトローと言われても胸を張っていればいつか認めてくれる上司がきっと現れる。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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【贈る言葉】

自分たちのムダをなくせば値段は下げられる。これが一番難しい。

　　　　　　　　　　～正垣泰彦～

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【本文】

◆サイゼリヤの経営手法に学べ！◆

サイゼリヤで食事をした人の感想には共通点がある。

安くて旨い」だ。

パスタは本場イタリアから輸入し、野菜は３００軒の契約農家から無農薬野菜を調達する。

契約農家にうるさいことを言うがコストカットはやらないことを信条としている。

それだけで足りないから自社農場まで持っている。

事業を興したとき、客足は冴えなかった。

値段を７割下げたところ行列が出来た。

行列が出来る繁盛店になるのはうれしいが問題はどうやってコストを下げるかだった。

工場で半分調理したものを小分けにして各店舗に届けることで、店舗では包丁を持たず、しかも店長がたった一人で手際よく猛スピードで最終調理をして客席へ運ばせる。

「正に自分たちのムダをなくせば値段は下げられる」を実践しているのだ。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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