コントロールとマネジメントの使い分け！

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【贈る言葉】

主役は馬。だけど何も分かっていない。距離もペースも分かっていないし勝たなきゃいけないとか勝ちたいとか、馬は思っていないからね。それをコントロールしなきゃいけない。

　　　　　　　　　　～武　豊～

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【本文】

■コントロールとマネジメントの使い分け！■

コントロールもマネジメントも「管理」と考える人は多いようだ。

ダルビッシュはコントロールのいいピッチャーだなどとよく言う。

誰かが決めた規格であるストライクゾーンの狙ったところにビシビシ決める制球力はたいしたものだ。

だからコントロールは、管理は管理でも「統制」の意味合いが強くなる。

マネジメントは、管理は管理でも「経営」の意味合いが強くなる。

経営となると誰かが決めた規格に入るか外れるかではなく、「計画」、「実行」から「統制」まですべてを包含すると考えられる。

未熟な部下に対しては、競走馬に騎乗した騎手のようにコントロールが必要だ。

しかし一人前に成長している部下に対しては「計画」から「統制」までを任せる権限委譲のほうが好結果を生むことはよく知られている。

部下が主役だから、管理者はどちらで行くかを選択してマネージしなければならない。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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組織化の意義は！

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【贈る言葉】

個人では同じことをやってもバラツキがあってうまくいくこともあるし、うまくいかないこともある。なぜ組織があるのかといえば、組織で取り組めば結果のバラツキのリスクが緩和できるからです。組織というものはそのためにあるのです。

　　　　　　　　　　～吉田耕作～

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【本文】

■組織化の意義は！■

事業仕分けで役人の天下りの全容が暴露されつつある。

だが、敵もさるもので今後ともあの手この手でうまく天下り先を存続させ、莫大な給与と退職金を手にすることだろう。

彼らにとって組織などさして問題ではない。

理事長、理事、事務局長など適当な役職ポストがあればいい。

出勤しても特に仕事があるわけでもなく、新聞を見て暇人と談笑して帰るだけだ。

それなのに出張が多いのはどういうことか。

一説によれば、気に入った女性の事務員を連れて出張と称し、一流ホテルに泊まり、実際は観光して帰るだけだとも聞く。

だが、企業の組織はそうは行かない。

仕事の結果のバラツキを最小限に抑える意味でも組織化は大事な機能を持つのである。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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