「疑問力」を高める！

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【贈る言葉】

「常識」、「習慣」、「頭脳の硬直化」。この三つを私は疑問力を妨げる「生活習慣病」と呼んでいます。

　　　　　　　　　～中島孝志～

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【本文】

■「疑問力」を高める！■

カイゼン、改革の源泉は「疑問力」なるコンピテンシーがカギを握っている。

疑うことからはじめることが重要だ。

そうしなければ「問題は何か」が見えてこない。

つまり多くの場合、問題を問題と感じる感性を養うことができないというわけだ。

だから問題だらけの会社ほど問題意識に欠けている。

「常識」や「習慣」、「殻」を打ち破るための前提条件として、経営トップも社員も「疑問力」なるコンピテンシーを磨くことが大切だ。

疑問を持てば、疑わしきは一旦罰することが出来る。

疑問を持てば、臭いものに蓋をしなくなる。

「疑問力」なるコンピテンシーを磨けば問題意識が醸成され、問題解決力が身に付き、できるビジネスマンに成長できるのだ。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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スーパーを切る強い会社になる！

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【贈る言葉】

スーパーに切られた豆腐屋は山ほどいますが、スーパーを切った豆腐屋はウチが初めてのはず。別にスーパーが憎いわけじゃない。篠崎屋が生き残るための選択だったのです。

　　　　　　　　　～樽見　茂～

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【本文】

■スーパーを切る強い会社になる！■

どこのスーパーでも豆腐は安く、目玉商品に利用されるケースが多い。

大豆は９５％が輸入であり、世界相場に影響されて高騰してきた。

そのため廃業や倒産に追い込まれた街の豆腐屋は多い。

あるスーパーに納品に行っていたとき店員に「どけっ、豆腐屋」と怒鳴られ、篠崎屋の三代目は決心したと言う。

研究に研究を重ね、とびっきり旨い豆腐を開発し、横柄なスーパーを切ることに成功したのだ。

付加価値の高い豆腐をブランド化し、フランチャイズ展開も軌道に乗り、今直販の店も出店攻勢を掛けている。

ダイエーが飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃、山形の平田牧場はダイエーを切った。

日本一旨い豚肉を生産してダイエーに卸していたが値引き、値引きに愛想が尽きた。

平田牧場の創業者である新田嘉一氏は、理不尽なバイヤーは許せなかったのだ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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