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【贈る言葉】

私たちが利幅の大きい商品をほしがっていると思っておられるようだが、それは違う。ほしいのはお客様が買ってくれる商品だ。

　　　　　　　　　～山田　昇～

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【本文】

■売れる商品を出せないメーカーは落ち目になるのです！■

かつて日本の電機メーカー各社は海外でも抜群に強かった。

ブランド力が高く、そのうえ小型、軽量でデザインもよく、何よりも品質がいいことで信頼を勝ち得ていた。

韓国製品などより価格が少々高くともお客様は、前述の価値にほれ込んで今後とも買い続けてくれると高をくくっていたように思う。

しかし、海外勢、とりわけ韓国製品は安いだけでなく結構品質もよくなっている。

リストラにあった技術者が韓国企業に拾われ、日本が誇る技術がことごとく移転されてしまったのだろう。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

売れる商品を提供できない電機メーカーはドンドン落ち目になっていくばかりだ。

中鉢氏がソニーの社長就任時、ヤマダ電機を訪れたとき、山田社長から利幅の取れる商品ではなく売れる商品がほしいといわれて目からウロコが落ちたらしい。

顧客視点のマーケティングに舵を切らなければ落ち目からの脱出は難しい。


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■「若気の至り」は３０歳までに卒業すべきです！■

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【贈る言葉】

３０歳を過ぎたころから理屈も重要だが、相手の気持ちをおもんぱかることも欠かせないと認識するようになりました。

　　　　　　　　　～兼坂光則～

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【本文】

■「若気の至り」は３０歳までに卒業すべきです！■

「若気の至り」という言葉がある。

若さのあまり、血気にはやって思慮を欠くと言う意味なのだろう。

若い経営者が起こす事件もある面、「若気の至り」が遠因にあるのかもしれない。

ビジネスマンの言動や態度にも「若気の至り」は随所に見られる。

私も若いとき「いい加減、角を落とせ！」と上司に言われてハット気が付いた。

３０歳を過ぎたら「若気の至り」では世間が通らなくなる。

角を落として丸みを持つことが大事だ。

態度や言動に表れがちな「トゲ」を落としていくことだ。

言うのは簡単だが実際「トゲ」を落すとなると難しい。

思い当たる人は「冷静さ」、「思いやり」なるコンピテンシーを磨くことだ。

そうすると相手の態度や反応も違ってくるから相乗効果で仕事がはかどる。


　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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