罰を与えるやり方では隠蔽体質は直せません！

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

「絶対に間違いを起こしたらダメだ」と言い過ぎると人間は逆に隠すものです。だから私はそうは言わない。「間違えたらそのときに直ぐに言わなきゃいかんぞ」と繰り返しているわけです。

　　　　　　　　　～佐治信忠～

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【本文】

■罰を与えるやり方では隠蔽体質は直せません！■

大きな不祥事を起こす企業は後を絶たない。

不祥事の陰には大概「隠蔽体質」がある。

あのＪＲ西日本の福知山線の脱線事故の背景には「隠蔽体質」があった。

厳しい罰が待っているから運転手はオーバーランなどのミスを報告せずに隠したり、数分の遅れでも罰が待っているから規定に違反して猛スピードでカーブに突入した。

ＪＲ北海道でもレールの幅が規定以上開いているのに捏造したデータを報告していたことが発覚した。

保線区の責任者は、とてもメンテナンスしきれないほどの不具合箇所になるからデータを捏造することにしたのかもしれない。

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罰を与えたり厳しい叱責で臨めば、人間の心理として隠すしかないと考える。

信頼関係のない中での罰や叱責は「隠蔽」を生むだけだと覚えておくとよい。


　　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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個人としても多様な能力を身に付けることです！

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

「多様化」が組織を強くする。「一芸の集まり」では勝てない。

　　　　　　　　　～平尾誠二～

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【本文】

■個人としても多様な能力を身に付けることです！■

スポーツの世界では大勢の選手の「多様性」を生かさなければ勝てない。

監督はメンバーの「多様な能力」を熟知していてタイムリーに選手を交代させ、チャンスを生かして勝利をもぎ取る。

これが監督の手腕の見せ所である。

ビジネスマンは一つの専門だけでサバイバルできる時代ではない。

「複数の専門」を身に付けておかなければならない時代だ。

そうすれば職場異動があっても新しい仕事に順応できる。

事情があって離職しても再就職が比較的スムーズにいく。

専門は技術分野だけとは限らない。

「マネジメント」が得意になっておくことも重要だ。

「マネジメント」が得意になっていれば管理職としても成功する確率が高い。

このように個人としても「多様な能力」を身に付けておけば、サバイバルできる。


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