「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【心に刻んでおきたい言葉】
知識と違って心の教育は本を使ってできるものではない。
結局は自分の背中を見せて教えていくしかない。
~丹羽宇一郎氏の言葉~
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【本文】
■EQのできている人は仕事での成果が期待できる!■
丹羽宇一郎氏は伊藤忠で会長まで勤めた人物で、「心の教育」を論じる経営者はめったにいない。
人間の能力には二つのジャンルがあり、一つは知識や技術に関するIQ(Intelligence Quotient:知能指数)であり、もう一つがEQ(Emotional Quotient:心の知能指数)である。
仕事の成果への貢献度はEQが75%以上であることは多くの学者の研究で証明されている。
いくらIQに長けていてもEQが身に付いていない人は成果を出すことができないし、管理職であれば有効なマネジメント力を発揮できないから、その組織は大きな成果を出せない。
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EQは人格分野、行動科学分野、社会性分野、ネットワーク分野、業務遂行分野などに分かれ、さらには戦略思考分野及びマネジメント分野などがある。
中でも人格分野は特に重要で、人格に欠陥のある人は同僚や後輩との人間関係もうまくいかず、ゆえに成果にはあまり貢献できない。
人格のできていない人は交友関係を見ても問題児が多く、仕事上の連帯構築は難しい。
=コンピテンシー宣教師=