あるきメデス

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英国・コッツウオルド・ウェイ(北部)とその周辺8

2006-07-28 21:25:33 | 英国のウオーキング
 コッツウオルド・ウェイのウオーキング、今日は最終日のレポートです。


 2006年7月10日(月) 晴
 =コッツウオルド・ウェイ④ スタントン~チッピングカムデン(16km)=



 クリーブヒルの宿から西側真下に見下ろせるWoodmancoteに、かやぶき
屋根の民家が残っていると聞いたので、クリーブヒル最後の朝食前に、
散歩に行くことにした。

 6時50分に宿を出て、国道を横切りPost Office通を標高差100m余り下る。
教会付近や郵便局のある三差路辺りまで行ってみたら、8棟ほど見つかる。

 7時46分に宿に戻った。

 9時13分のバスでウィンチコムまで行き、昼食を調達したり、両替をしたり
して、1時間後のバスでStanton Northturnバス停まで行く。

 いよいよ今日は、コッツウオルド・ウェイの最終コースである。これまでに
購入した本などでザックの重量が増え、重くなったが、全荷物を背負って
歩くのは最後となる。

 Stantonの家並みまでは東に1kmほど、すぐに廃線跡の上を橋で通過する。

 昨日見た保存鉄道の東端から北2kmほどの地点で、北側には線路も残って
いた。

 集落の入口付近にある民家の前に手押し車が置いてあり、その上に、販売
しているポットに植えた花が置いてあった。


 スタントン集落には、ふき替え中の大きなかやぶき屋根の家があった。


 昨日見た古い家並みを進み、三差路そばのかやぶきの家の先で集落が
終わり、コッツウオルド・ウェイの牧草地に入った。


 谷筋の上り坂を南東に上がって池の横を通過、さらに谷筋の上りが続く。
ワンちゃん2匹と散歩する奥さん、2組のご夫妻と相次いで行き交う。

 左に回り込んで標高約280m、峠になっていて何棟かの建物がある
Shenberrow Buildingsに着いた。結構傾斜が続いたので汗をかいた。
ここで30分の休憩をとり、昼食をした。


 北に向きを変えて稜線上に出て、羊のたくさんいる牧場を抜け、草丈の
短い牧草地を進む。右手にこれから進むブロードウェイタワーが小さく
見えてきた。


 大きな農家らしい建物が右手に見えるLaverton Hill Barnの先には、麦畑
にケシがたくさん咲いている。

 広々とした草地が続き、ブロードウェイタワーが一層近づいてきた。

 ちょっと霧雨模様になったが、雨具を付けるほどもなく止んだ。


 少しだけ林に入って下り道となり、林を抜けると緑の木々の間にブロード
ウェイの町並みが近づく。

 大きな塔の見える教会に向かって牧草地を下り、Snowshill Roadと呼ぶ
車道に出た。


 教会や幾つかのかやぶき民家などの前を少し進んで、広い通りの三差路
に出る。ブロードウェイの名のもとになったという幅広い通りである。

                                (続く)  

コメント
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