2010年5月23日(日)
前夜、カッパドキアの洞窟ホテルに泊まり、この日はいつもより遅めの出発だった
ので、朝食前にホテル周辺の散策に出る。
ホテルの前には、私たちの乗って来たVIPバスのほかに、同様のバスが2台待機
していた。

出発が遅いのは、早朝5時前に出発して気球の上からカッパドキアを眺める、オプ
ショナルツアーに参加する人があったから。
その気球が幾つか上がっている。ホテルの上空までは来なかったが、一時は10
基くらいが見えた。ツアーに参加した人の話では、数十基上がったらしい。

このツアーは人気が高く、同じころ散歩していた韓国のご夫妻は、前日に申し込
んだが、すでに満員だったという。1基には、20人以上乗れるらしい。
ちなみに、オプショナルツアーの参加費は、1人185トルコリラ(約12,000円)に
なる。
洞窟ホテルを9時に出発し、最初に、近くの陶器工房に行く。
まず、足でろくろを回してつぼを造る様子。つぼを造った後、ピッタリとしまるふた
も造って見せてくれ、その精緻な技術に感心する。

その先の部屋では、数人の職人さんが皿に精巧な絵を描いていた。

直売店には、色彩もデザインもすばらしい製品が、たくさん並んでいる。

カッパドキアでの観光を終え、レンガ造りに適した赤土の多い、川沿いを北西に
17㎞ほど進んで、ネブシェヒルの空港に行く。最近できた新しい空港である。
空港で、5日間1,900㎞前後に及ぶバス移動にお世話になった、2人のドライ
バーさんに分かれ、12時5分発のトルコ航空の国内便TK2009便にてイスタン
ブール空港に向かう。 搭乗機種はB737-800↓。

イスタンブールまでは、約1時間、650㎞のフライトである。
イスタンブールに着き、午後は、ヨーロッパサイドにある世界遺産イスタンブール
歴史地域へ。その最初はトプカプ宮殿に行く。

宮殿には庭を挟んだ3つの門があり、これは最初の皇帝の門。
トプカプ宮殿は、オスマン帝国歴代スルタン(君主)の居城で、政治の中枢として
370年の歴史を重ね、現在は博物館として公開され、年間150万人が来訪すると
いう。
館内の観覧を前に、まずは昼食に。食堂は、ボスフォラス海峡を見下ろす景勝の
場所にあった。

向こうに見えるのは、全長1,569mの第一ボスフォラス大橋。

昼食後、1時間ほどの自由時間となり、各々が見たいところを回る。歴代スルタン
の宝飾品や、玉座、宝石などを展示する宝物殿は、展示物を3重、4重にも囲む人の
群で大混雑していた。 隣の衣裳展示室にも入る。いずれも写真撮影は禁止である。

次に日本館をかけ足で回って仏像や書物、衣裳などの展示を見る。

最後に、謁見の間に入る。ここは撮影可能だった。

トプカプ宮殿の次は、「聖なる叡智の聖堂」を意味するアヤソフィアへ。537年
に再建されたもので、ビザンチン聖堂の大傑作といわれている。

中に入ると、大きなドームと華麗な色彩に包まれた広い空間に圧倒される。

ドームの高さは55.6m、直径は31~33m、世界でも5番目の高さのドーム
とか。

石畳のスロープにより2階に上がると、幾つかのモザイク画を間近に見ることが
できる。これはその一つ、キリストと女帝ゾエ夫妻像。

17時半を過ぎたが、次の世界遺産に向かう。 (続く)
前夜、カッパドキアの洞窟ホテルに泊まり、この日はいつもより遅めの出発だった
ので、朝食前にホテル周辺の散策に出る。
ホテルの前には、私たちの乗って来たVIPバスのほかに、同様のバスが2台待機
していた。

出発が遅いのは、早朝5時前に出発して気球の上からカッパドキアを眺める、オプ
ショナルツアーに参加する人があったから。
その気球が幾つか上がっている。ホテルの上空までは来なかったが、一時は10
基くらいが見えた。ツアーに参加した人の話では、数十基上がったらしい。

このツアーは人気が高く、同じころ散歩していた韓国のご夫妻は、前日に申し込
んだが、すでに満員だったという。1基には、20人以上乗れるらしい。
ちなみに、オプショナルツアーの参加費は、1人185トルコリラ(約12,000円)に
なる。
洞窟ホテルを9時に出発し、最初に、近くの陶器工房に行く。
まず、足でろくろを回してつぼを造る様子。つぼを造った後、ピッタリとしまるふた
も造って見せてくれ、その精緻な技術に感心する。

その先の部屋では、数人の職人さんが皿に精巧な絵を描いていた。

直売店には、色彩もデザインもすばらしい製品が、たくさん並んでいる。

カッパドキアでの観光を終え、レンガ造りに適した赤土の多い、川沿いを北西に
17㎞ほど進んで、ネブシェヒルの空港に行く。最近できた新しい空港である。
空港で、5日間1,900㎞前後に及ぶバス移動にお世話になった、2人のドライ
バーさんに分かれ、12時5分発のトルコ航空の国内便TK2009便にてイスタン
ブール空港に向かう。 搭乗機種はB737-800↓。

イスタンブールまでは、約1時間、650㎞のフライトである。
イスタンブールに着き、午後は、ヨーロッパサイドにある世界遺産イスタンブール
歴史地域へ。その最初はトプカプ宮殿に行く。

宮殿には庭を挟んだ3つの門があり、これは最初の皇帝の門。
トプカプ宮殿は、オスマン帝国歴代スルタン(君主)の居城で、政治の中枢として
370年の歴史を重ね、現在は博物館として公開され、年間150万人が来訪すると
いう。
館内の観覧を前に、まずは昼食に。食堂は、ボスフォラス海峡を見下ろす景勝の
場所にあった。

向こうに見えるのは、全長1,569mの第一ボスフォラス大橋。

昼食後、1時間ほどの自由時間となり、各々が見たいところを回る。歴代スルタン
の宝飾品や、玉座、宝石などを展示する宝物殿は、展示物を3重、4重にも囲む人の
群で大混雑していた。 隣の衣裳展示室にも入る。いずれも写真撮影は禁止である。

次に日本館をかけ足で回って仏像や書物、衣裳などの展示を見る。

最後に、謁見の間に入る。ここは撮影可能だった。

トプカプ宮殿の次は、「聖なる叡智の聖堂」を意味するアヤソフィアへ。537年
に再建されたもので、ビザンチン聖堂の大傑作といわれている。

中に入ると、大きなドームと華麗な色彩に包まれた広い空間に圧倒される。

ドームの高さは55.6m、直径は31~33m、世界でも5番目の高さのドーム
とか。

石畳のスロープにより2階に上がると、幾つかのモザイク画を間近に見ることが
できる。これはその一つ、キリストと女帝ゾエ夫妻像。

17時半を過ぎたが、次の世界遺産に向かう。 (続く)